初対面の人とでも、すぐに仲良くなれる人っていますよね!
僕はもともと「人見知り」をするタイプだと認識していたんですが、今では、無理をしなくても普通に会話できるようになりました。
この「普通に」が結構難しかったりするんですよね。
「誰とでも、すぐに仲良くなれる人」をよく観察してみると、僕でもすぐに実践できそうな事があることに気づいたんです。
心の距離はカラダの距離で表れる
いつもより、一歩だけ近づいてみる。
人と人の間には一定の距離があるのはご存知かと思いますが、よくパーソナルスペースと言われまるものです。
その境界を超えると不快に感じる。という風に認識されているのが一般的ですが、このパーソナルスペースをあえて、一歩分だけ超えることで心理的な”勘違い”を相手に刷り込むことができるんです。
知人レベルであれば、近くても1.2メートルがパーソナルスペースとなります。
初対面の人の場合は、状況による違いを考慮しても、このくらいの距離までは無条件で近づくことができます。
そこから、お互いの関係性が親密になる程、距離が近づいていきます。
仲のいい友人になると、45センチの距離。
仲のいいカップルの場合で、15センチまで距離を縮めることができます。
つまり、「心理的な距離を利用し、相手の脳を錯覚させる」ということです。
騙しているような感覚があるかもしれませんが、悪意があるわけではなく、「仲良くなりたい!」というのが前提の話ですので、”心理戦”という意味合いでは、非常に有効なテクニックです。
いきなりガバッと距離を詰めると、当然相手は警戒するので、”少しずつ”がポイントです。
これに慣れてきたら、「サイコロジカルタッチ」というテクニックも試してみると良いと思います!
サイコロジカルタッチとは、肩など触れても違和感のない場所、不快に感じられない部位を挨拶や声をかける時に自然に触れるという方法です。
触れるという事は、ゼロ距離な訳ですから、「こちらの好意は伝わりやすくなる」と言えます。
しかし、近年はセクハラ問題もあるので、男女間では、肩などであっても、安易に触れるという行為は敬遠されがちなのかもしれません。
それも、計算ではなく自然と無意識に行っている様子なので、その人の持っている才能ですよね!
僕には残念ながら、その才能は持ち合わせてなかったので、テクニックとして意識的に相手との距離感を近づけています。
男と女でパーソナルスペースの形が違う
パーソナルスペースといえば、「自分を中心として円形になって広がっている」と思われていますが、実は、この形は女性が持つパーソナルスペースの形で、男性の場合は違うんです。
- 男性は前方に向って楕円形に広がっている
- 女性は自分を中心として円形に広がっている
このような違いがあるため、男性が平気なスペースであっても女性にとっては不快に感じる場所だったり、女性が平気なスペースであっても男性にとっては不快に感じる場所になってしまうという、スペースの形の違いがもたらす問題があるんです。
この違いを理解する事で、相手の性別にあわせて距離の詰め方を工夫すれば、より自然にカラダの距離を近づけることができます。
ほとんどの人が知らないという事は、知識を持っている人からすれば大きなアドバンテージとなります。
まとめ
人は無意識に自分のパーソナルスペースを保持して他人との距離をとっています。
相手のスペースに1歩侵入するだけで、心理的な距離も近づいたと「錯覚」させる事ができるので、初対面で良い関係性を築く時には非常に有効な手段だと言えます。
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