瞑想にはいろんな種類がありますが、今回は瞑想の基本である「呼吸」に集中する瞑想にフォーカスをおいて、「瞑想を続けれない方」のために「継続できない原因」と「続けるための具体的な対策」を紹介していきたいと思います。
なぜ、「呼吸」についてなのかというと・・・。
僕自身が最も続けやすかったからです。
瞑想は日々の習慣として”継続”することで、様々な効果を実感できていくことができます。
ボディスキャン瞑想や歩行瞑想を試したしたこともありますが、ゆっくりとした時間を作れなかったり、天気の問題だったり、めんどくささのせいで全く続けることができませんでした。
「呼吸」だけなら、立ってでも行えるし、通勤中・移動中などでも場所を選ばずにできる気軽さがあるので、続けることが出来ているのだと思います。
呼吸瞑想とは?
1 呼吸に意識を向けて、腹式呼吸をする
2 意識が呼吸からそれたら、気付き次第、意識を戻す
3 セットした時間が経過するまで続ける
これだけです。
しかし、これがあまりにも単純すぎるため「本当にこれであっているのか?効果があるのか?」という迷いや疑問が生じるため、続ける事が難しくなってしまうのではないか。と感じます。
瞑想が続かない原因
「もっとちゃんとしないとダメだな。これじゃ意味がないな。」と思うようになると、
・ 他の瞑想法をいろいろ試すようになる。
・ どんな方法を試してみても”迷い・疑問”は消えない。
・ なにをしているのか、なにをしたいのかわからなくなる
・ やり方ばかりが気になって、本来の目的を忘れる。
・ どれも効果を実感できず、瞑想をやめてしまう。
というのが、瞑想が続かない人の特徴であり、原因だと思います。
僕も実際に、この5つ全てを経験しました・・・。
瞑想初心者の登竜門なのかも知れません。
瞑想をする目的
・ なぜ瞑想をしようと思ったのか?
・ 瞑想をする事により、なにを得たいのか?
・ 瞑想を続けると、人生においてどのような変化をもたらしてくれる可能性があるか?
この3つを再確認するだけでも、モチベーションを保つ事ができます。
実感がなくても、脳は確実に発達している
迷いや疑問を感じている段階でも、瞑想を行っていれば”脳は確実に発達している”といえます。
「呼吸に意識をもどすたびに」脳は確実に発達しているというのが科学的に確認されているため、続けていれば、いずれ、必ずブレイクスルーするタイミングが訪れます。
僕は、これで乗りきる事ができました!
瞑想を続けるための具体的な対策
1 瞑想を行っている最中に「これでいいのか?」という疑問がわいてくる
2 「疑問がわいた」という”事実”に意識を向ける
3 すこし時間が経つと、疑問そのものが消えている事に気づく
4 呼吸に意識をもどす
という感じです。
頭の中で、「これであってる?ちゃんとできてる?」と疑問が出てきたら。
ポイントは深く考えないこと!
「あ〜、おなかすいたな…」とか「足がしびれてきたなぁ」みたいに、なんとなく気にはなるけど、行動するまでには至らない。という感覚に近い感じかな?!
誰にでも思い当たる事があるのではないかと思います。
瞑想というのは”今の自分に意識を向ける”というのが前提ですので、呼吸だけにとらわれる必要もなく「疑問が消えない」という所へ”意識”を向ければ良いと思います。
まとめ
瞑想は「こうやらなければ効果がない」というものではなく、”今の自分の状態”に意識を向けることにより効果を得られます。
そして、最も簡単で継続しやすいのが瞑想の基本である「呼吸」に意識を向ける方法です。
それは、もっと効率的で効果的な方法はないのか?と合理主義な一面があるからなのですが、その度に疑問そのものに意識を向けています。
・他の方法もいろいろ試した結果、今の方法が最も自分に合っていて継続できているという事実
・今のやり方でも、瞑想を始めた当初より集中力や気持ちの落ち着き、感情の大きな波がなくなったなどの実感している部分の再確認
このような自問自答を繰り返し、今の自分としっかり向き合うことが瞑想の本質だと思います。
瞑想を続けていると、本当に驚くべき効能が現れてくるので、せっかく瞑想に興味をもったなら、疑問と向き合いながらでも続けてみてほしいと思います。
難しく考える必要はなく、シンプルに時間を過ごすだけでも十分リラックス効果がありますよ。
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