友達は多い方がいいのか?少なくてもいいのか?とたまに考えることはありませんか?
僕は、新たに友達を作ることに苦手意識があり、どちらかというと人数は少ないのですが、その分深い親密さがある関係を好んでいるのですが・・・。
友達が少ない僕にとっては、少々マズイ…。と思うような研究があります。
「友達が少ない人は不健康な生活に匹敵する」というような内容の物です。
「気を使わずに心を許しあえる質の高い友達が多い人はそうでない人に比べて50%も死亡率が低い」ということらしく、友人関係で自分の寿命まで変わってしまうのかと驚きました。
しかし、これはFacebookなどで友達が何百人何千人いようが関係なく、実際に心を許しあえる質の高い友人が何人いるかが重要だそうです。
そこで、どうすれば人見知りをしてしまう人でも心を許しあえる友達を増やすことができるか?ということを心理学を用いながら見ていきたいと思います。
人見知りでも友達をたくさん作れる最強の方法
人間は古来より群れることで、生き残ることが出来てきたわけですから、普通にしていれば友達は自然と出来るものです。
しかし、人見知りをしてしまう人は、この「普通にしていれば」の普通がよくわからいのではないでしょうか?
科学的に正しい「普通」という方法は3つしかありません。
- 友達になりたい相手と出来るだけ「多くの時間を共に過ごす」ようにする
- 友達になりたい相手と「一緒に同じイベントに参加し、同じ体験を共有」する
- 友達になりたい相手の「近くに住む」
この3つの条件をみたせば「普通」に友達は増える。ということが心理学の面から言えます。
友達になりたい相手の近くに引っ越すというのは、難しい場合が多くあまり現実的ではないと思いますが、この研究によると「この3つの中で最も絆を深めるのは時間」という事もわかっているのでご安心ください。
結局、「一緒に長い時間を過ごすと、自然とコミュニケーションがとれるので、必然的に仲良くなれる。」というわけです。
「まだ特別仲が良くない人と長い時間を一緒に過ごすこと自体が難しい。」と考える人もいると思いますが、それは少し違います。
最初から長時間共に過ごしても良いのですが、短い時間で頻度を多くする。という方法でも可能です。
「1度に長時間ではなく、同じ相手とトータルでどれたけ一緒に過ごしたか?」ということなので、長時間が難しい場合は、頻度で考えてみましょう。
友達を作る上で性格や趣味は因果関係がない
ちなみにですが、友達になるには性格が合うとか趣味が合う人でないと難しいのでは?と思う方もいるかと思いますが、「友達関係において性格や趣味などが重要なのかというと、さほど影響はない」ということが多くの研究によってわかっています。
確かに、「性格は真逆だけど気の合う友達」とか「お互いの趣味は全く合わないけれど仲の良い友達」もいますよね。
とは言うものの、まだそれほど仲良の良い関係とは言えない人と長い時間を一緒に過ごすのも難しいですよね。
その問題については、研究者の方がド正論なコメントを残してくれています。
「退屈するのが嫌いな人間に友達など出来ない」こう言われてしまうと、なにも言い返せないですね・・・。
相手と過ごす時間を大切にし、相手の話をよく聞き、相手の事を理解することが「科学的に正しい友達の作り方」と言えるようです。
まとめ
友達は少ないよりも、多いに越したことはないですが、「ただ繋がりがあるだけの関係」「顔見知り程度の浅い関係」といった友達はそれほど重要ではなく、「心を許しあえる質の高い友達」をどれだけ作れるか?ということが重要です。
質の高い友達がいることで「あなたの人生の幸福度」をどれだけ上げてくれるかは、また今度、記事にまとめようと思っているのですが、「友達が多い人ほど人生を楽しみ充実した生活を送っている」というのは避けようのない事実のようです。
あなたの人生を豊かにするためにも、この方法をしっかりと使って「友達になりたい!」と思う人とは、長い時間を一緒に過ごし、良い友達をたくさん作りましょう。
参考文献
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