そこで、美容師になるための「道のり」と「学校の選び方」を解説していきます。
先に結論を言うと「美容専門学校はどこでもいい」「わざわざ都会へ行く必要はあまりない」というのが僕の主観です。
美容師になるためには美容専門学校への進学が必須
美容師になるためには、必ず美容専門学校へ入学し、卒業しなければなりません。
美容専門学校を卒業する事で初めて、国家資格である美容師免許の「受験資格」が得られるからです。
美容専門学校の選び方
都道府県立・私立などの違いがありますが、都道府県知事の認可や厚生労働大臣指定などの違いによって変わってきます。ちなみに美容師免許は厚生労働省の管轄になります。
基本時には「◯◯美容専門学校」という名前なので、特に気にする必要はなく行きたい学校が決まっているならそこへ行けばいいと思います。
僕は地元である石川県の美容専門学校に進学しました。当時は県内に美容学校が1つしかなったので選択の余地なし。といったところです。
ここで一つ注意が必要なのは「学費」です。学校によって授業料や教材などの学費が全然違うためいろいろな学校の資料を取り寄せ、学費を比べることをオススメします。
国家試験を受ける条件も内容も全国統一です。コスパを意識すれば学費は安いにこしたことはありません。
とはいえ、学費が安くても家から遠すぎる場合やわざわざ引っ越す必要があったりすることもあると思うので、トータル的なバランスを考慮してみてください。
「昼間課程」か「通信課程」を決める
美容学生は大きく2つのルートに分かれます。
ほかにも「夜間課程」「高校専修学校(高等課程)」があるようですが、あまり一般的ではないかもしれません。石川県にはありませんでした(※当時)
「都会」か「地方」どちらにする?
主要都市出身の人からすると、わざわざ地方へ行く必要はないと思いますが、田舎者は都会への憧れがあります。
関東や関西などの都会へ行くか?地元に残るか?というのは悩みどころになるんです。
ここで考えるべきポイントは「学費」です。
都会には私立の美容専門学校が多いため可能性は大きくなりますが、「都会」と「地方」では「学費」がかなり変わってきます。
そして、引っ越し・一人暮らしなどの生活費にも当然お金がかかります。
なぜここまで「お金」のことを言うかというと、有名な美容学校を卒業しても、地方の美容学校を卒業しても「美容専門学校卒」というのは変わらないからです。
美容専門学校は、あくまで「美容師免許の受験資格を得る」だけのものです。
車の免許を取るために自動車学校へ通うのと同じ考えです。美容師の場合は運転免許と違い一発免許取得ができないので学校に通う必要がありますが。
地方の人間からすると都会は華やかで楽しそうなイメージがありますが、その分誘惑が多いです。練習をせずに遊ぶことや一般的なバイトに一生懸命になってしまうと卒業後に大きく影響してきます。
学生生活を充実させ満喫するのもいいことですが、「なぜ美容師になりたいと思ったのか?」「美容師としてどんな仕事をしたいのか?」「幾つまでに給料はいくらほしいのか?」など5年先10年先のことを考えて行動しなければ、現実にはなりません。
地方の美容学校出身なのに、なぜ都会の学校の情報を知っているの?と疑問があるとは思いますが、中学・高校の同級生で都会の美容学校へ進学した友達の話を聞いたり、僕自身も都会で働いたことがあるので、都会の美容院の現場や専門学生と触れ合う時期があったからです。
都会での勤務経験はまた別の記事でお話したいと思います。
最後に
美容専門学校では「都会」「地方」に大きな差はありません。競争率や授業内容が違うため、都会の学校の方が少し有利な部分がありますが、卒業してしまえばその差は綺麗に無くなってしまいます。
美容専門学校は美容師になるための準備段階にすぎず、美容師としてのスタートラインは就職してからです。
明確な目標がある場合に限り、専門学校にこだわればよろしいかと思います。
とわいえ、学校選びの基準を知りたい!という方は「美容専門学校はどこがオススメ?将来のビジョンが大きなポイント!」を参考にしてみてください。
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