あなたはなぜ美容師になろうと思ったんですか?
美容師を目指すキッカケというのは、モチベーションを保つ上で非常に大切なことです。
辛い時や苦しい時に、自分を支えてくれるものが「理由」だったりもします。
その大事な理由を、ストーリー形式にしておく事で、お客さんとの「話のネタ」にもなりますし、お客さんに「自分の物語」を話す事で、あなたの事を覚えてもらいやすくなったりもするので、オススメです。
僕の物語も披露させてもらうので、ぜひ読んでみてくださいね!
理由は「人それぞれ」で正解はない
入学当初というのは、クラスのほぼ全員が初対面なので、うまく馴染めなかったらどうしよう・・・。という不安もあるし、「早くクラスに馴染みたい!みんなと仲良くしたい!」と思いますよね?
そのためには会話でコミュニケーションをとる事が一番手っ取り早いのですが、「なにを話せばいいかわからない」と頭が真っ白になってしまう事も亜るのではないでしょうか?
そこで僕が思いついたのが、「なんで美容師になろうと思ったの?」という質問です。
美容学校入学するという事は、目標が全員同じわけですし、「共通する話題」としてはうってつけです!
この質問をキッカケにすれば、結構話しやすいんですよね。
それと、みんなが「美容師を目指す理由ってなんなんだろう?」という素朴な疑問もありましたね。
僕の市場調査という感じです!
僕の同級生に多かった理由トップ5
第1位 「子供の頃からの夢」
やはり、この理由は圧倒的に多かったです!子供の頃から仕事に対する夢がしっかりとあり、ブレずに、その道をしっかり歩み出すってすごい事ですよね!
僕が子供の頃、「大きくなったら、何になりたい?」という質問の答えは、「ずっとゲームをしていたい」でした(笑)。当然、当時は「eスポーツ」などという職業は存在していませんでした。
第2位 「実家が美容院」
これもやはり定番ですね!「実家の家業を継ぐ」という意思なのか、親の仕事に憧れを抱くのか、はたまた、親の意思を尊重したのか?
決めてとなったことを知りたかったんですが、あまり深く聞く事ができず、「そうなんだぁ〜」って返ししかできませんでした(笑)。
第3位 「おしゃれ・カッコいい」
これは思春期頃の想いが反映された感じがしますよね!美容師は華やかなイメージがありますもんね!
これも納得のランクインです。
僕の理由もこれに近い感じですね。
第4位 「憧れの美容師の存在」
いつも行っている美容院で指名している人がそれに当たるんでしょうね!悩みを解決してくれたり、今までに無いくらいに可愛く(カッコよく)してくれたりという経験から生まれた想いなんでしょうね!
もしかしたら、「恋心」からの憧れがあったのかもしれません。これこそ色んな物語があるんでしょうね!
第5位 「なんとなく」
これはコメントしづらい(汗)。今思うと「真面目に答えるのがダルかった」とも思えます…。
「なんとなく」という理由が5位に入るくらい、簡単になれる職業と当時は見ていたのかも知れません。
このように、美容師を目指す理由は「人それぞれ」です。
5位以下には、「髪を触るのが好き」・「メディアの影響」などがありました。
この2つの理由も一見多そうなのですが、5位には勝てませんでしたね(笑)。
※ これは僕が同級生を対象におこなった調査ですので、公式・正式というものではなく、「僕調べ」によるランキングです。
僕が美容師に決めた理由
僕が美容師を目指した理由は、先のランキングの3位にあたるかもしれませんが、もう少し具体的なものです。
「女の人とたくさんしゃべれて、モテそう!」これが僕の想いです(笑)。
思春期の頃は、みんなが「異性としゃべりたい!モテたい!」で頭がいっぱいなのでは無いでしょうか?
これは、男性に限らず、女性も同じだと思う。これって本能的な部分ですしね!否定しようが無いと思います。
僕は学生の時から、とにかくモテなかった…。たまに女の子と話したりもするけど、遊びに行く!何てことは残念ながらなかったですからね。
どうすれば「女の子と楽しく話せて、モテるのか?」を毎日のように考えてました。
モテない人程、これを一生懸命に考えます(体験談)。
だから、モテないんですけどね(笑)。当時は、そこまでの考えに至っていない。
なんて「浅はかな考えなんだ」と我ながら思うのですが、これが事実なので仕方ないですよね。
キッカケは、そんな幼稚な理由だったのですが、早い段階で美容師という仕事の「楽しさ・やりがい」を知ることができ、ひたむきに努力した結果、今では独立し、しっかり生計も立てれているので大したもんです!(自画自賛)。
こういった仕事に対する「自分のエピソード」って、かなり「お客さんとの話題」として使えます。
そして、それを話す事でお客さんに覚えてもらったり、応援してくれたりもするので、「ネタ」としてはオススメです!
同じ内容を、何度も繰り返し(違うお客さんに)話しているうちに、面白おかしく話せるようになるので、楽しんでもらえますよ!(脚色しすぎに注意してね)。
ちなみになんですが、「女性とたくさんしゃべることが出来る」という部分は思惑通りですが、「モテる」の方は、職業による「モテ」はあまり関係ない。という事だけお伝えしときます(笑)。
「女性としゃべり慣れる」という事と「美容師」というのが組み合わされると、「遊んでそう(チャラい)」という方程式が成り立つようで、逆に「敬遠されがち」というのが僕の考察です…。
意外性がある方が面白トークが出来る
そして、定番の理由が悪い訳ではないですが、少し「意外性」がある方がトークとしては映えます。
と言っても、理由を後から変える事は出来ないので、面白い展開の話になるように体験をもとにエピソードを考えているといいのではないでしょうか?
こういった、あなたのエピソードトークは就職、転職の際にも役立ちます。
オリジナルは強みになるので、磨きをかけておきましょう。
参考記事「7回の転職を経験したからわかる!「美容師の就職」はとっても簡単」
最後に
人のエピソードって、本人は大真面目に話していても、聞いている方は結構楽しめるんですよ!
話のキッカケ作りにもなるし、笑わせる事もできる。
それに、聞く側の立場としては、「こういった話を聞く事で、その人に興味が湧く。」と思いません?
美容師は、カットなどの技術やスタイリング剤などの商品で売り上げを作るわけですが、お客さんに一番オススメの商品は「美容師自身」でなくてはいけません。
技術や物ではなく、あなた自身が一番売れる「商品」なんです。それが「指名」というものです。
自分を売り出すのに効果的なのは、やはり「自分のエピソード」だと思います。
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