不器用でも大丈夫!美容師は才能よりも努力が成功の秘訣

新しい能力を身につけよう!と書かれた看板美容学生
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美容師というと、「オシャレでセンスが良く、手先が器用」といった先天的な才能が必要というイメージがあるのではないでしょうか?

 

しかし、実際は美容師に必要なものは、こういった先天的な要素でではなく、「努力」です。

 

努力は後天的な要素であり、努力を惜しまない人は「努力をできる才能がある」と思います。

 

僕は、子供のことからファッションに疎く、センスの欠片もない子供で、手先が器用だったか?と聞かれれば、普通だったと思います。

 

可もなく、不可もなく、しいていえば勉強は苦手な子供でした。ゲームが大好きだったので、コントローラーの扱いだけは上手かった!その点では器用なのかも(笑)。

 

そんな人間でも、美容師になることはできるし、独立して自分の店を持つことも可能です!

 

独立することを「成功」とするならば、その秘訣は「努力を続けた」からです。

 

美容師を志すお客さんから「不器用でも美容師になれますか?」と聞かれることがたまにありますが、大丈夫です!

 

自分は不器用だから・・・。という理由で、諦めてしまうのは非常にもったいないと思います。

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最初から出来る人はいない

本を読んで勉強する子供

「器用さ」や「努力」・「才能」のことは、よく「ウサギとカメ」の話に例えられますが、美容師の場合も、もれなくこの話に当てはまります。

 

努力するウサギが最強ですが、普通のカメはもちろん、要領の悪いカメであったとしても努力を怠らなければ大丈夫です!

 

努力しないカメであった場合は、美容師に限らず何をやってもダメだと思うので、根本的はことから考える必要があると思います。

 

僕は、普通のカメでした。可もなく不可もなくという人間なので、そりゃそうですよね。

 

ですが、美容学校に入った時点で、「早くスタイリストになりたい」という気持ちがあったので、「惜しみなく努力するカメ」になりました。

 

技術を身につけるために、何度もなんども練習し、出来ない度に「なぜ出来ないのか?どこが悪いのか?」をしっかりと考え、次に活かす。失敗は何度もするけれど、「同じ失敗は繰り返さない」という事を心がけていました。

 

どれだけ練習を繰り返しても、全てが失敗という結果が長い期間続くと、当然、心が折れてきます。

 

自分は不器用だから・・・。なにをやってもダメだ・・・。と自己嫌悪に陥ってしまう事も多々ありました。

 

そういう時って、たとえ1週間であっても、すごく長い期間に感じません?またか…やだなぁ…って思っちゃいますよね。

 

そうなった時、自分のモチベーションを上げるために僕が唱えていた呪文があります。

 

「最初から出来る人はいない」これはまさに魔法の言葉です!

まだ何もできない赤ちゃん

すでに何ヶ月も同じ練習をしていて、「もう最初ではないんじゃない?」って思ったとしても、これから先、何十年も美容師の仕事をしていく中の、ほんの数ヶ月です。

 

まだまだ序盤ですよね?RPGのゲームでも序盤は大変でしょ?それと同じです。

冒険に出る男の子

地道に練習を繰り返し、経験値を貯めていくしか方法はありません。

 

何百回と失敗を重ねたとしても、その度に確実に「成長」しています。

 

そして、レベルアップの瞬間があるように、ある日突然、急に出来るように瞬間というのがあるんです!

 

ただし、いつその瞬間が訪れるかは見えない。数値で見る事が出来ればありがたいんですけどね(笑)。

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比べるのは「過去の自分」

あなたにはどんな物語がありますか

何度やっても、できない時って、「自分」と「周りの人間」とを比べてしまいませんか?

 

僕も同期と比べてしまう事がよくあり、「自分はダメだぁ~」ってよく思ってました。

 

でもそれって、あまり意味がないんですよね。ネガティブな気持ちに拍車をかけてしまう事がほとんどで、必要以上に落ち込んでしまうだけ。

 

そんな僕の姿に見かねたオーナーは「他の人と比べてどうするの?比べてみるべきは過去の自分だよ」と声をかけてくれました。

続けて、「最初と比べて、今の出来はどう?最初からこんな風に出来てた?俺の記憶では、もっと出来てなかったけど…。」と言われ、「もっと出来てなかった?!今はこれだけ出来てきた!ではなく、落とす方の言い方?!(笑)」という感じだったんですが、今思うと、これはオーナーの優しさですよね!

こうやって、「僕の性格を踏まえた上で、場を和ます」言葉選びは、さすがです。

 

出来ないという結果ではなく、これまでの過程、そして僕自身の事をちゃんと見ていてくれたからこその言葉だと思います。

 

そして、この言葉をきっかけに、僕は「周りと比べる事」をやめ「過去の自分」と「今の自分」を比べれるようになりました。

過去と現在を車で比較

過去の自分と比べる事で、成長を感じる事ができるし、自己嫌悪に陥る事もなく、むしろ「もうちょっと頑張れば、合格ラインになるのではないか?」という感じにポジティブな思考を持てるようになりました。

 

そのおかげで、以前にも増して努力できるようになったし、自他共に認める努力家になる事が出来ました。

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最後に

どんなに不器用であっても、努力を続ければ、必ず技術を習得する事ができます。

 

ファッションについても、美容院というオシャレな空間に触れ続ける事でセンスが身についてきます。というのもセンスって先天的なものと後天的なものと2つあると思うんですよね!

 

先天的には持っていなくても、強く興味をもったり、努力したりで後天的に身につけられる才能ではないでしょうか?

 

これも「最初からできる人はいない」と同じ発想だと感じます。

例えば、料理のセンスがなかったとしても、レシピ通りにきちんと計って作れば、美味しくできるでしょ?

それを繰り返し行えば、感覚で作れるようになってくると思います。これがセンスです!

そんな事ないよ!と思う方は「過去の自分と比べてみてください」必ず成長はあるはずです。

それでも「ない」と思う方は、「努力が足りていない」という事です。

嫌になって諦めて、投げ出してしまうと、身につくものも身につきません。

 

あらゆる分野で成功している人たちは「惜しみなく努力」することで成功を手に入れていると思いますし、努力と成功は対になっています。

 

「努力するウサギ」ではなかったとしても、「努力するカメ」になることで技術を身につける事ができるのが美容師です。

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