美容院へ行った日は美容師が仕上げをするからイイ感じの髪型になってますよね!
でも、次の日に自分でセットしてみたら「あれ?」ってなることってありませんか?
失敗されたわけではないけど、「いまいち気に入らない…。」
そんな時、「やり直し」をしてほしい…って思いますよね!
やり直しを申し出るは気まずいと感じる方も多いと思いますが、料金を支払っている以上、満足のいく結果を求めるのは当然の権利です。
しかし、美容院では「やり直し」というクーリングオフ的な説明がない場合がほとんど。
この記事では、美容室での「やり直し」に関する、
- 美容師はどう思っているのか?
- どのように伝えれば良いのか?
- どのくらいの期間であれば「やり直し」をしてもらえるのか?
- 「やり直し」とはどの程度の範囲でしてもらえるのか?
- 料金はかかるのか?
以上の点を1つずつ解決していきます。
美容院で「やり直し」は出来る
ほとんどの美容院では、やり直しは可能です!とは書いていないと思いますが、意思を伝えれば普通にしてもらえます。
返品、交換、クーリングオフなどと同じです。
しかし、髪の場合は「元の状態に戻す」ということができないので「やり直し」というやり方で対応しています。
美容院で「やり直し」を頼んだら、美容師はどう思ってる?
やり直しを頼む時に「料金や期間」も気になるところですが、一番気掛かりなのは「美容師がどう思うのか」じゃないですか?
相手はプロだし、その日の仕上がりは「良い」と言っている自分もいる。
- それに、気まずくなるのは嫌!
- クレーマーだと思われても嫌!
心理的には、こう感じているから「頼みづらさ」があるんだと思います。
しかし、遠慮するのはもったいないですし、遠慮する必要もありません。
やり直しで気まずくなる必要はない
「やり直し」に対して、美容師は嫌がるどころか「むしろ喜んでいる」というのが本心です。
逆に「申し訳ない」とすら感じています。
あなたは「申し訳ない気持ちで頼みづらい」「気まずくなるのはイヤ」と感じているかもしれませんが、それは「気の使いすぎ」です。
やり直しを申し出た際、美容師はあなたの想いとは「真逆の反応」を必ずします。
なぜ、美容師は喜ぶのか?
あなたの考えとは逆の反応を美容師がするのか不思議ですよね。
これは、やっている方としては当たり前のことなんですが、やる側の人間にしかわからない感情かもしれません。
美容師って、こんなイメージはありませんか?
一般的にはこんなイメージだと思います。
しかし・・・、現実は違う。
僕だけかもしれませんが、実際はこんな感じです。
これが喜びとどう繋がってるのかと言うと、「失客にビビってる!」ということです。
仕事中は、ある種の虚勢を張っているだけで、内心は小心者が多いんですよね。
美容師には「内向的で人見知り」という人が実に多い。
となるわけです。
もちろん、懸命に練習をし圧倒的に努力をしているから技術には自信があります。
しかし、美容師的に100点満点の仕上がりだったとしても、お客さん的から60点の評価だったら、ただの自己満足の技術になります。
このことを美容師はちゃんと理解しています。
それに、仕上がりが気に入らなければ「その美容院には二度と行かない」というのが普通だと思います。
そういった人がほとんどという中で、やり直しをさせてくれるということは、挽回のチャンスをもらっているのと同じです。
ここまでで「美容師の本心や気持ち」の部分を理解していただけたと思うので、ここからは「やり直し」について具体的なことを解決していきます。
やり直しは電話で伝える
やり直しを希望する際は、電話でお店もしくは美容師に伝える方がいいです。
お客さん側の予定があるのはもちろんなんですが、美容院側にも予約の予定があります。
「やり直し」という内容であっても、美容院の都合が合わなければ対応できません。
やり直しだからと、連絡なしでお店にいきなり出向いても対応が難しい場合がほとんどなので二度手間になってしまいます。
「やり直し」という「わざわざ出向く立場」なのは重々承知していますが、事前に電話で連絡をするようにお願いします。
やり直しに対応してもらえる期間
「やり直し」や「お直し」の対応期間は最大でも10日以内というのが一般的です。
そうなれば「直し」ではなくなりますよね。
あくまでも「直し」なので髪型が「崩れ始まる前」が対応できる期間です。
また、よほど劣悪な環境に所属している以外は1週間に1日は休日があるでしょうし、休日ではなくても多少は時間を作れますよね?
中には多忙の方もいらっしゃるので、1週間という7日ではなく、少し余裕をもって10日以内という設定をしていることがほとんどです。
やり直しは基本的に無料
やり直しはもちろん無料です。
支払った料金分の満足度を得られていないわけですから当然ですよね!
とはいえ、すべての美容院が必ず無料というわけではないで、電話をした際に確認が必要です。
この「電話で料金を確認」というのをしておくと、やり直し当日に非常に役立ちます。
- やり直しの連絡をする
- 当日、施術のやり直しをしてもらう
- 仕上がりを確認する
問題はこの後です。
今、この記事を読んでいるあなたは、「気まずい思いをしたくない」と強く想っているはずです。
そんなあなたが、そのまますんなりとお店を出ることができますか?
この帰り際に「変な空気」とならないようにするためにも「事前に確認する」のが有効です。
やり直しが可能な範囲
やり直しをしたくても、髪の状態によって「できる事」と「できない事」があります。
大前提として「切って短くする事はできるが長さを足す事はできない」これは言うまでもありませんね。
もう一つは「髪のダメージ」がひどい場合。
それでは、「やり直しが可能な範囲」を解説していきます。
カット
- 左右の長さが違う
- 思ったよりも長い
- もう少し軽くしたい
- 前髪が重い、長い
カラー
- 根元が染まっていない
- 思ったよりも「少し明るい」もしくは「少し暗い」
- 希望の色と少し違う
パーマ
- 左右でかかり具合が違う
- 思ったよりパーマが「強い」もしくは「弱い」
縮毛矯正
- クセが伸びてない
トリートメント
トリートメントに関しては「やり直しという概念がない」ので対応していないのがほとんどです。
やり直しに料金が必要な場合
やり直しに料金が必要な場合は、お客さんの都合が要因であるパターンです。
カウンセリングで決まった内容と違うという場合は「やり直し」ではなくなります。
- スタイルチェンジ
- 色味を変える
- パーマの雰囲気を変える
というように、カウンセリングで決めたスタイルと変わる場合は、通常の料金が発生する場合があります。
施術の途中で変更可能な範囲で変えるのは問題ないです。
それと同じです。
注文をしてから「調理に取りかかる前」であれば、変更可能です。
これはタイミング次第という事もありますが、「変更可能な範囲での変更」という事になります。もう少し髪に事で具体的に考えると、次のようなパターン
- ボブスタイルからレイヤースタイルに変更(逆パターンもある)
- ロング(ミディアム)からショートに変更
- 暗めの色からブリーチのような明るめに変更(逆パターンもある)
- アッシュ系からピンク系などに色味を大きく変更
- パーマをかけない部分を作ったけれど、やっぱりかけたい
- 巻き髪のようなパーマからスパイラルパーマなどに変更
他のパターンもあるかもしれませんが、ザックリとこのような変更は「やり直し」の範囲ではないです。
どれもお客さん側の「気分的な変更」や「やっぱり違った」というものですよね!
「やり直し」は美容師に非がある場合もしくは、言葉では伝えるのが難しい「ニュアンス」や「感覚」のズレを「調整する」というものです。
美容院での「やり直し」まとめ
- どこの美容院でも「やり直し」は出来る
- やり直しは「気まずく」なるものではない
- なるべく早くに電話で連絡をする
- 10日以内に再来店というのが一般的な対応期間
- 料金は基本的に無料
- 来なくなるより「やり直し」の連絡をもらえる方が有難い
- やり直しをしたくてもできない場合がある
- スタイルチェンジなどの「カウンセリング内容と違う」変更は「やり直し」ではなく、通常料金がかかる
- チャンスをもらえるので美容師は喜ぶ!
やり直してほしいと「言いにくい」人もいると思いますが、美容師からすると「感覚、好みのズレ」を修正できるチャンスになります。
お客さんの方からしても「自分の好みを理解してくれている美容師」という存在になるのではないでしょうか?
以上、美容院で「やり直し」は可能?美容師はどう思ってる?でした。
くせ毛でお悩み方は要チェック↓
コメント