スタイリング剤の男性用・女性用って何が違うの?性別に合わせた物を使うべき?

性別ごとのスタイリング剤がある理由髪の悩み
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ドラッグストアなどで売っている市販のスタイリング剤には「男性用」、「女性用」という感じで分かれていますよね?

 

売り場だけでなく、ポスターなどの商品イメージも性別ごとに扱われている印象がありますが、その違いって何なのかいまいちピンときていない人も多いのではないでしょうか。

 

  • 男性用のスタイリング剤を女性が使っても大丈夫なのか?
  • 女性用のスタイリング剤を男性が使っても大丈夫なのか?

 

という疑問を解消していきます。

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スタイリング剤は性別に関係なく何を使っても大丈夫

スタイリング剤に性別は関係ない

 

髪の毛には性別による違いはありません。

 

男性でも女性でも髪の構造は変わらないので、男性用、女性用として売られているスタイリング剤にも「髪への影響」というモノはなく、どんなスタイリング剤を使っても全く問題ありません。

 

スタイリング剤というのは、「髪型に合ったもの」を使うのが、「正しい選び方」になるので、性別で選ぶものではないんです。

 

どんなヘアスタイルにしたいのか?
どんな質感の仕上がりを求めるのか?

 

という事を考えて、どんなスタイリング剤を使うか?を決めた方が理想のイメージに近い状態になります。

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なぜ、スタイリング剤に性別は関係ないと言い切れるのか?

性別は関係がない理由

 

なぜ、こんなにハッキリと断言できるのかというと、美容院で取り扱っているスタイリング剤に男性用、女性用というものは「ない」からです。

 

  • ワックス
  • スプレー
  • ムース
  • ジェル
  • グリース
  • アウトバストリートメント(流さないタイプのトリートメント)

 

美容院にある全ての商品は「男女兼用」というものしかありません。

 

シャンプーや育毛剤はなどは「メンズ用」のものがありますが、そういったものを女性が使っても全く問題はないです。

 

シャンプー、育毛剤などで「メンズ用」がある理由としては「爽快感」を強く感じられるようにメントールなどのスッとする成分が多く使用されている。というだけの違いです。

 

男性は「爽快感」があるものを好むので、こういった感覚の好みに合わせてあるだけです。

 

女性でもスッとする「爽快感」を求める人であれば「メンズ用」のものを使うといいですね。

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スタイリング剤はヘアススタイルと質感で選ぶ

スタイリング剤は髪型と質感で選ぶ

 

スタイリング剤の正しい選び方は、「ヘアスタイル」と「質感」で選ぶ。ということがどのようなことのなのか、具体的に見ていきましょう。

 

男性と女性のヘアスタイルを比べた時に、絶対的に違う部分は「長さ」です。

 

  • 男性は基本的に「ショート」
  • 女性は「ショートからロング」という長さの幅が広いです

 

男性の場合「髪を立たせて束感を作る」というのがメインのスタイリングになるので、しっかりと「ホールド力」のあるスタイリング剤が合っています。

 

女性でもベリーショートの髪型の時は「立ち上がりや束感」がポイントになってきます。

 

こんな場合は、「ホールド力」が強いものを選んだ方が良い。ということになります。

 

一方、ロングのだった場合、「ホールド力」よりも「ツヤ感、手触り、まとまり感、サラサラ感」という質感を求めますよね?

 

強く固める必要はなく、むしろ「しなやかさ」があった方が良いので「固める」のではなく「まとめる」という表現になります。

 

この「固さ」というのは、どんなスタイリング剤にも共通します。

 

  • ソフト
  • ナチュラル
  • ハード

 

言葉による「固さ」の表現はいろいろありますが、ワックス、スプレー、ムース、ジェルなどのスタイリング剤には必ず「固さをイメージ」させるような表現が使われています。

 

※ アウトバストリートメント(流さないタイプのトリートメント)だけは例外。

 

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なぜ、市販のスタイリング剤は性別で分けられているのか?

性別ごとに分けられている理由

 

このようにスタイリング剤を男女で分ける必要がないのにも関わらず、ドラッグストアなどではコーナーがわかれ「男性用」、「女性用」としてあるのかというと、「誰かが選んでくれる訳ではない」からです。

 

美容院の場合だと、どんなスタイリング剤が髪型に合うか?ということを「美容師」が選び、商品やつけ方を説明してくれます。

 

しかし、ドラッグストアなどで購入する時は「自分」で選ばなくてはなりません

 

専門家が選んでくれる訳ではなく、自分で選ばなくてはいけないので、お客さんが「少しでも選びやすいように」わざわざコーナーを分け「男性用」、「女性用」としてあるんです。

 

「商品を手に取ってもらいやすくするように」というメーカーの意図もありますが、顧客満足を考えた結果が「性別で分ける」という形になったのではないでしょうか。

 

僕が、お客さんにスタイリング剤の説明をする時は「固さ」のことをメインに説明しています。

 

「ソフト〜ナチュラル〜ハード」を3段階(5段階)で分けた時、何番目くらいの固さのものを選ぶといいよ!といった感じです。

 

市販のものって大体、3段階とか5段階で分けてあるパターンが多いですからね!

 

僕の店では販促物としてスタイリング剤は扱っていないので、市販のものを想定して「選び方、使い方」を説明していて、あとは自分で行って自分で決めてね!といった形をとっています。

 

美容院のスタイリング剤って無駄に高いだけで、市販のスタイリング剤でも十分だと思っています。

 

「髪型」と「求める質感」に合ったものであれば、美容院の商品だろうが市販の商品だろうが「関係ない」というのが僕の考えです。

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まとめ

スタイリング剤についての正しい知識

 

スタイリング剤は「性別」に合わせて選ぶ必要はなく、ヘアスタイルや仕上がりの質感に合ったものを使用するのが「正しい選び方」です。

 

  • 男性が「女性用」のものを使っても問題ない
  • 女性が「男性用」のものを使っても問題ない

 

選ぶ際の基準は「固さ」を決めてから、ツヤを出したいのか?マットな質感が好みなのか?を2番目に決めると「無駄な買い物」をしなくて済みます。

 

そもそも、性別で分けられるものではないので、スタイリング剤は「男女兼用」と考えてしまって問題ないです。

 

市販のものは、お客さんが自分で選ばなくてはならないので、少しでも「選びやすいように」を考えて分けられているにすぎません。

 

担当の美容師さんに「どんなスタイリング剤を選べばいいか?」をよく聞いてから、ドラッグストアなどで見てみるといいですね!

 

聞いたからといって、美容院の商品を購入する必要はないのです。

 

説明を聞いたから、「断りにくい」と感じる人もいると思いますが、美容師側としては「特になんとも思わない」ので、気を使う必要は全くないです。

 

魅力を感じ、「使ってみたい」と思えば、購入すればいいですし、市販のもので考えるのであれば、「それも良し」です。

 

ちなみに美容院へ行く際は、普段通りの姿で行くのがおすすめです!

詳しくは「美容院へ行くときはスタイリング剤をつけてセットした方がいい?」を読んでみてください。

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