夏の紫外線ダメージから髪を守れば秋の抜け毛はかなり減る

夏の紫外線対策をしている女性髪の悩み
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夏になると日差しが強くなり、湿度も高くなるために髪の毛はどうしてもダメージを受けてしまいます。

 

特に紫外線による髪のダメージは強烈で、パサつきやゴワツキ、カラーの色あせが気になる方も多いですよね。

 

夏になると紫外線を気にする人が増えますが、紫外線というのは5月から徐々に増えていき8月にピークを迎えます。

 

つまり、真夏だけでなく年間の1/3は紫外線対策が必要という事です。

 

紫外線から髪を守る事で、年間を通じて髪を綺麗な状態に保てるだけでなく、秋に増えてしまう抜け毛も減らせ「薄毛対策」にもなるので、今年からしっかりと対策をしていきましょう。

 

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髪の毛は紫外線から頭皮を守るためにある

紫外線から髪と頭皮を守っている女性

 

そもそも体毛は、体の弱い部分を守るためにあります。

 

髪の場合は、紫外線から頭皮を守るために存在しています。

 

日本人のようにメラニン色素が多い黒髪を持っている人種は、住んでいる地域の紫外線量が多いため頭皮を日差しや紫外線からしっかりと守るために黒い髪を持っていると考えられます。

 

日本に限らず、赤道に近い国のほとんどが黒髪なのは、このためです。

 

逆に、欧米人などは紫外線量が少ない地域なので、紫外線によるダメージの危険が少ないためブリーチをしたような金髪で細く柔らかい髪質を持っています。

 

髪だけでなく、肌の色も同じです。

 

「白人、黒人、黄色人種」これらは住んでいる地域で大きく分ける事ができ、それは紫外線量との関連性が高いです。

 

北極圏に住んでいる人は少し特殊な例で、赤道から離れているにもかかわらずアジア系の髪色をしています。

 

これは「少しでも光を吸収して、体温を暖かく保つため」に黒くなる必要があったのではないか?と考えられています。

 

髪は紫外線から頭皮を守るためにあるのですが、ファッションの一部でもあります。

 

ですから、頭皮を守る髪をさらに守ってあげる事が必要になってきます。

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夏のヘアダメージの原因は目に見えない紫外線

紫外線は目で見えない

 

冒頭で述べたように、5月から8月にかけて紫外線の量は多くなります。

 

7月8月の真夏だけではない!ということです。油断しがちな5月というのは、実は8月と同等レベルの紫外線量を記録することもあるので、しっかりと対策をすべきです。

 

紫外線は、ガラスなども透過するので室内だからと油断すると危険です。

 

長時間、日差しを浴びている人や窓際で日差しを浴びる時間が長い人も紫外線による髪へのダメージが多くなるので気をつけましょう。

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紫外線から髪を守る方法

紫外線から髪を守る方法

 

外出の際は、肌だけでなく髪もしっかりと紫外線から守る必要があります。

 

髪の具体的な紫外線対策はいくつか方法があります。

 

  • 帽子をかぶる
  • 日傘をさす
  • UVケアスプレー(髪用)
  • UVカット効果のあるアウトバストリートメント(流さないタイプのトリートメント)
  • 美容院で取り扱っているスタイリング剤(ワックス、ムース、スプレー等)

 

これらが効果的な方法です。

 

日差しが当たらないように紫外線をガードするか、UVカットできるものをつけて髪をプロテクトする。という考えですね!

 

1つだけ対策を講じるのではなく、組み合わせて使うとより効果的です。

 

紫外線を全てカットすることは不可能ですが、少しでも紫外線に触れさせないことが重要なので、いかに紫外線を避けるか?を考えてみるといいですね。

 

UVケアスプレーは、手軽で楽チンですが髪の表面しかつけることができないので、現実的には思ったほどの効果はないように僕は思います。

 

髪は「触ったり、風で揺れたり」で常に動いてるので、表面だけしかケアできないスプレーは頼りないイメージがしませんか?

 

最近の流行りなので、美容院でもUVケアスプレーの商品を勧められることが多いと思いますが、どの程度つければ、髪全体をしっかり守ることができるか?を考える必要がありますね。

 

1日1本使いきったとしても、ミディアム以上の長さであればカバーしきれないのではないでしょうか?

 

帽子か日傘でメイン的に紫外線を防ぎ、スタイリング剤などの髪に直接つける系は補助的な意味合いで使うのがベストです。

紫外線を浴びてしまったら

毎日、紫外線ケアを念入りに行うのは現実的に難しいと思います。

 

「今日は一日中外にいる」とわかっている日は、しっかりとケアをする必要がありますが、そういった場合でない日は、「紫外線を浴びた後のケア」を行うことでダメージを最小限に抑えることができます。

 

  • シャンプーを念入りにし、しっかりと泡を立てる
  • お風呂から上がったら、すぐに髪をしっかりと乾かす

 

この2つを確実におこないましょう。

 

紫外線対策と言うよりは、「普段からのケア」という感じですが、ヘアケアの基本はやはり、この2つです。

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海、プールでは髪のダメージが激増する

海やプールは髪のダメージが増える

 

夏といえば、海やプールへ行く機会もあると思います。

 

こういった場所では、紫外線だけでなく「髪が濡れている状態、潮風」により、髪のダメージを加速させてしまいます。

 

「海やプールに行ったら、髪がすごく痛んだ」というは、誰しもがあるのではないでしょうか。

 

その理由が、「濡れている状態と潮風」です。

 

髪は濡れている時が最も弱っている状態になるので、ちょっとした摩擦や刺激でもすごくいたんでしまいます。

 

美容師が「すぐに髪を乾かす」と、しつこく言うのはこのためです。

 

海やプールへいくと、当然髪は濡れますが、乾かす術がないので「自然に髪が乾いている」という状態になります。

 

一度入って、すぐに帰宅する。ということもないでしょうから「濡れた髪が自然に乾き、また濡れる」が何度も繰り返されるので、髪がどんどん痛んでしまうんですね。

 

そして、海水だけでなく潮風にも含まれる塩分は、髪の内部の水分を奪っていきます。

 

これは「浸透圧」といって、塩分と毛髪内部の水分が濃度勾配(のうどこうばい)の差を均一にしようとするため、毛髪内部の水分が外に出ていく。という原理です。

 

魚や肉、野菜を調理する時に、下準備として「塩をふり、水抜き」をするのと同じことです。

 

塩をかけて少し時間を置くと、ビックリするぐらいの水分が出てきますが、あんな風に髪からも水分が抜けていってしまうんです。

 

水分を失った髪の毛は当然損傷し、少しの摩擦でも通常時よりに大きなダメージを受けてしまいます。

 

そして、浸透圧で抜ける水分というのは、髪の細胞レベルにある「結合水分」というものが出て行ってしまうため髪を水で濡らしても補水することはできず、元に戻ることはありません。

 

髪が潮風でなびく度にキューティクルが損傷し、髪は痛んでいくので、プールよりも海の方が髪のダメージは大きくなります。

 

また、長時間髪が濡れている事と潮風が原因でヘアカラーの色あせも顕著になるので、海やプールに行く直前にカラーをすると、すぐに色落ちしてしまうので注意してください。

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紫外線から髪を守ると秋に抜け毛が減る

紫外線から守ると抜け毛が減る

 

秋になると抜け毛が増えるのは、生物が「冬支度」として行う「毛の生え変わり」という事が考えられますが、その他の理由として紫外線でのダメージが原因とも考えられます。

 

夏に紫外線を浴びると、そのダメージが蓄積されていきます。

 

強い刺激がある最中は、防衛本能が働いているので多少無理をしてでも体を守らなくてはいけません。

 

だから夏場はあまり抜け毛が気にならなかったりするんですよね!

 

髪の毛がたくさんあっても、頭皮まで紫外線は到達するので日焼けをしてしまい毛根にダメージを負います。そして刺激が弱まった時(秋)に、役目を果たしかのように抜け毛になるんです。

 

この2つが「秋になると抜け毛が増える」原因です。

 

夏に紫外線対策をすることで、「秋の抜け毛を減らすことも可能」ということにつながります。

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最後に

紫外線から髪を守って美髪になった女性

 

紫外線は、5月からどんどん強くなっていくので、しっかりとしたUVケアをしないと髪のダメージは蓄積していってしまいます。

 

紫外線による髪のダメージはあなたの思っている以上に顕著に髪に現れます。

 

  • 髪のパサつき
  • 髪の乾燥
  • 髪の絡まり
  • 髪のゴワツキ
  • 髪の広がり
  • 枝毛、切れ毛

 

手触りだけでなく、髪のツヤも奪ってしまうのでスキンケアだけでなく髪もしっかりと守る必要があります。

 

髪のパサつきに関しては「あなたの髪がパサパサなのは、美容師やネット情報に踊らされいるからです」で詳しく解説しています。

 

特に海へ行った時は、必要に以上にケアを心がけて、帰宅後はしっかりと髪を洗い、少しでも髪が痛まないようにすることで髪のダメージを最小限に抑えることができます。

 

また、髪の紫外線対策を行うことで「秋になると増える抜け毛を減らせる」ことができるので、薄毛の悩みがある人も今年はぜひ取り組んでみてください。

 

以上、夏の紫外線ダメージから髪を守れば秋の抜け毛はかなり減るでした。

 

炭酸シャンプーと組み合わせれば、さらに効果的!

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