まつ毛エクステを外す(取る)ことをリムーブやオフと言います。
「まつ毛エクステを自分でオフしている」または「しようと考えている人」がいますが、マツエクを自分でオフするという行為は、危険が伴うので基本的にはマツエクサロンで行ってください。
とわいえ、マツエクを取りたいけどサロンの予約が取れなかった。サロンに行く時間がない。といった場合もあると思います。
ほかにも、
- 仕事で早急にマツエクを外さないといけなくなった
- 花粉症の症状が出始めたから外したくなった
- 時間やお金を節約したい
- 残り少ないから外してしまいたい
という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- マツエクを自分でオフする方法
- オフする際の注意点と危険性
について解説します。
マツエクのオフは、マニキュアを落としたりジェルネイルをオフするような感覚で安易に感じている人も多いのです。
しかし、マツエクのオフは視力に関わる問題なので甘い考えは禁物!
オフのやり方だけでなく、注意点や危険性もしっかりと把握しておくことが必要です。
緊急時など、どうしても自分でしなければならない時以外は、サロンでオフをしてくださいね。
マツエクを自分でオフする方法
まつ毛エクステをオフするには専用のリムーバーが必要です。
自まつ毛とエクステをくっつけているグルーは、いわば接着剤です。
アロンアルファのようなものなので、完全に除去するには「専用のリムーバー」を使用する必要があります。
マツエクに使われるグルーは、サロンによって異なるので、本来はグルーに合ったリムーバーを使わなければなりません。
しかし、あなたのマツエクに使用されているグルーは自分ではわかりませんよね。
そこで、ある程度、万能性のあるリムーバーが必要になります。
リムーバーの種類は、
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- リキッドタイプ
と3種類あるのですが、セルフで使う場合は「クリームタイプ」を使いましょう。
市販でネット購入ができるオススメのクリームタイプのリムーバーが「NFSラッシュグルーリムーバー」です。
「NFSラッシュグルーリムーバー」は、粘度の高いクリームタイプなので液だれの心配がなく、素人でも使いやすいです。
オフの手順
- 「NFSラッシュグルーリムーバー」を綿棒に染み込ませる
- オフしたい部分のエクステに馴染ませる
- そのまま5〜10分放置
- まつ毛をコットンやティッシュで挟んで拭き取る
マツエクをつけたての場合などグルーの状態によっては時間はかかりますが、しっかりとオフできるのでセルフでも使いやすいと思います。
1度で綺麗にオフできない場合は、上記の手順を何度か繰り返してください。
粘膜や目につくとしみるので、少しづつ慎重にオフするようにしましょう。
オイルを使う場合
リムーバーを用意する時間がない場合は、オイルを使ってエクステをオフしましょう。
マツエクのグルーは、クレンジングオイルやオリーブオイルなどの油に弱い特徴があるので、オイルがグルーに染み込むと、マツエクがポロポロと取れいきます。
こういったマツエクのデメリットを逆に利用して、安全に低コストでマツエクをオフすることができます。
- サラダ油
- ホホバオイル
- ベビーオイル
- 髪につける「流さないタイプ」のトリートメント(オイル)
など、オイルと言われるものであれば大体のものは使えます。
やり方は、先ほどの手順と全く同じです。
何度やっても全然取れない…。という場合は、オイルに強いグルーが使われていると考えられます。
取れにくいからといって、こすったり引っ張ったりといった無理やり取ろうとしないでくださいね!自まつ毛が抜けてしまいます。
マツエクを自分でオフすると、必要以上のダメージを自まつ毛に与えてしまうので「まつ毛美容液」でしっかりとケアを行ってください。
まつ毛美容液を使っていない方や気に入った商品が見つからない。という方は【アイリスト】本気でまつ毛が伸びる!まつ毛美容液のおすすめ3つを比較を参考にしてみてください。
やり方がわかった次は、自分でオフする時の注意点と危険性を把握しておきましょう。
目に関わる事なので、オフのやり方自体よりもよほど大切な事なので必ず読んでください!
マツエクを自分で取る時の注意点と危険性
リムーバーを使うにせよオイルを使うにせよ、マツエクを自分で取る事にはリスクがあるという事が必ず頭に入れておいてください。
リムーバーが目に入ったり面膜に触れたりすると、しばらく目を開けられなかったり、視力が低下してしまったり、最悪の場合、失明のリスクすらあります。
不注意で失明してしまった…。となってから後悔しても遅すぎますよね。
そうならないためにもしっかりと読み進めてください。
- リムーバーでオフする
- オイルでオフする
それぞれの注意点と共通の注意点を解説します。
セルフオフするときの注意点
マツエクのリムーバーは、グルーを溶かす程の強力なものです。
グルーではなくオイルを使った場合でも、視力の低下やドライアイなどの引き金になる可能性は十分あります。
ですから、マツエクのオフは基本的にサロンで行ない、セルフオフは緊急時以外しないでくださいね!
同じオフでも「マツエク」と「ネイル」では危険性が全く違います。
リムーバー
リムーバーとは、マツエクのグルーを溶かすものなのでオイルよりも強力です。
ネットで探せば、「セルフ用」や「サロン専売品」ですら簡単に購入する事ができます。
しかし、手軽に購入できるからといって安全なワケではありません。
リムーバーには、アセトンやメチルエチルケトンといった刺激の強い成分が配合されています。
これらは、目に入ると必ずトラブルが起きてしまいます。
- 目の充血
- 激痛が走る
- 目が乾く
- 結膜炎や角膜炎などの眼病
結膜炎や角膜炎などの眼病は、症状によって失明する可能性もあります。
失明までは至らなくても、視力が低下する場合もあるようです。
「エクステを外す」という事だけが頭にあり、こういった危険性がある事を考えていない方が非常に多いです。
また、リムーバーの使用は自まつ毛に負担を与えます。
リムーバーは刺激が強いので、使用時には自まつ毛のダメージに注意しましょう。
自分でオフをする場合はこういった技術的な事はほぼ不可能です。
毛先までリムーバーを馴染ませる事によって、自まつ毛を弱らせてしまいます。
ダメージを負った自まつ毛は、エクステの重さや刺激に耐え切れなくなり抜けやすくなります。
少しでも負担を減らすために必ず「まつ毛美容液」でケアをしてください。
オイル
オイルはリムーバーとは違い、即効性はありません。
しっかりオフするというよりは、オイルを馴染ませることで「取れやすくする」といった感じです。
そのため、付けたての状態や強力なグルーでしっかり装着されたマツエクの場合、オイルでのオフは時間と手間がかかります。
途中で作業が面倒になり、指で引っ張って無理やり取るなどしてしまいがちです。
無理やり取ろうと引っ張れば、自まつげごと抜けてしまいます。
また、オイルに強いグルーが使われていた場合はリムーバーでなければオフできません。
共通
グルーがしっかりと取り除くことができず、自まつ毛に残ったグルーを指でそぎ取ろうとする人がいますが、絶対にやめましょう。
眼病や視力の低下といった危険性はありませんが、自まつ毛のダメージになるし、まつ毛が抜けてしまう原因となります。
自まつ毛がなくてスカスカになったり、切れて短くなったりしてしまうと元も子もありませんよね。
マツエクを自分でオフする方法のまとめ
アイリストはオフの施術にはかなり気をつけて行なっています。
- しみないように
- ダメージしないように
が大前提です。
施術時、お客様の目は両目閉じた状態であるため、リムーバーが目に入るリスクも低いです。
自まつ毛に過度なダメージがあったり、抜いてしまったりすると、次にマツエクを付けたいと思った時に足かせになってしまいます。
- 時間がもったいない…
- 少しでも節約したくて…
という理由で安易に自分でオフをしてしまうと、次回のマツエクにも悪影響があることを忘れないでください。
本記事では、セルフオフの紹介をしましたが、あくまでも緊急時のためです。
マツエクを自分でオフするというのは、あなたが思っている以上に危険なことなので、どうしてもという場合は、細心の注意を払いながら慎重に行なってくださいね!
マツエクを自分でオフするにしても、サロンでオフするにしても、マツエクを付けていること自体が自まつ毛に負担があります。
あなたが美しくなるために必要なダメージなのですが、少しでも負担を減らすためにもマツエクを続けるためにも「まつ育」が重要になります。
まつ毛美容液によるケアは欠かさずにしてくださいね!
以上、マツエクを自分でオフする方法!注意点と危険性でした。
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