「髪をすく」を理解すればカットで失敗されなくなる!

髪をすくを理解する女性髪の悩み
この記事は約10分で読めます。
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髪をすくとはどういう事なのか、正確に理解している人は極僅ごくわずかです。

 

正しい事を理解していないまま「お客さんの髪をすいている」美容師すらいます。

 

こう考えると切られている方も恐ろしいことですよね。

 

お客さん側は詳しく理解していなくて当然なんですが、美容師の理解度に問題があった場合、髪のすき過ぎによって毎日が大変になってしまいます。

 

ですが、美容師が「髪をすく事」を正しく理解しているかどうかなんてわかりませんよね?

 

だからこそ、あなたが知っておく事が僕は大切だと思います。

 

美容院で「カットの失敗」を防ぐためにも「髪をすく」のメリット、デメリットを紹介します。

 

最後までよく読む事で、以下の事が分かります。

 

  • 髪をすく事の「勘違い」を解決
  • 髪をすく事のメリット
  • 髪をすく事のデメリット
  • 髪をすく事の本当の意味
  • 髪をすく事と段を入れる事の違い
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「髪を毛すく」とは

 

ウィキペディアで「く」と検索すると下記の事が出てきます。

 

動詞:梳く

【梳く】

くしで髪の毛をとかすこと。

引用元:ウィキペディア

 

「髪をすく」ということは、元々「くしで髪をとかす」ことなんです。

 

ですが、美容院で「髪をすかして」とオーダーしても、櫛で「とかれる」ことはないですよね。

 

昔は、梳き櫛すきぐしで髪をとかす事で汚れを落とし、ノミやシラミと取り除き衛生面を保っていた。

 

そして、髪も整えられるので「収まりが良くなりまとまる髪になる」。

 

現代では、シャワーやシャンプーが普及しているので、髪をとかすよりも衛生的です。

 

しかし、「収まりが良くなりまとまる髪」という部分の名残で「ボリュームを落とす=髪の量を減らす=髪をすかす」と連想されています。

 

だから、「梳かす」は「髪をかす」と「髪をく」で同じ感じが使われているんです。

 

「くしの形状」と「すかしバサミ」の形状がにている事も同じ感じが使われているよういんかもしれません。

くしとすきバサミ

 

退屈な話はこれくらいにして、本題に入っていきます。

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髪をすくメリット

髪をすくメリット

 

髪の量が多い場合、日々の髪の扱いに苦労することも多くなります。

 

  • 洗うのが大変
  • 乾かすのが大変
  • スタイリングをするのが大変
  • 巻き髪をするにしても髪の量が多いと綺麗に巻けない
  • 見た目が重々しく軽やかさがない

 

髪が多すぎて大変だから、誰かに髪を分けてあげたいくらい!という声もお客さんから良く聞きます。

 

到底無理なことなんですけどね・・・。

 

こういった大変さから解放してくれるのが「髪をすく」ことの最大のメリットです。

 

  • 洗うのが楽になる
  • すぐに髪が乾くようになる
  • スタイルングが楽になる
  • 巻き髪もキープしやすくなる
  • 髪をすく事で髪の長さに関係なく、軽さを作る事ができる
  • 髪を伸ばすときも、量による問題を解決できる
  • 毛先に行くに従って髪の量が減るから、毛先がまとまりやすくなる
  • 束感や質感が生まれ髪に表情ができる
  • 広がりや膨らみを抑える事ができ、コンパクトになる

 

髪をすく事で得られる効果はかなり魅力的な事ばかりです。

 

このことをお客さん自身も知っていて、体感しているからこそ「髪をすく」ことを好む人が多いんだと思います。

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髪をすくデメリット

髪をすくデメリット

 

「髪をすく」事の良さは十分伝わったと思うのですが、もちろんデメリットもあります。

 

メリットよりもデメリットの方がはるかに重要で、カットの失敗に直接つながるのがこちらです。

 

デメリットを知る事で「あなた自身で自分の髪を守る」事ができます。

 

  • 髪が細い人はダメージになりやすい
  • ハサミの手入れが不十分だった場合、枝毛切れ毛の原因になる
  • くせ毛の場合「すきバサミ」を使うと、余計に広がる
  • たくさん「すいて」しまうと毛先がぺらぺらになる
  • アホ毛がたくさんできる
  • パサついて見える
  • 髪を伸ばしていた場合、なかなか希望の長さに到達しない
  • すきすぎると変な髪型になる

 

まだまだ、書き足りない位なのですが、全部を詳細に解説していくと長くなりすぎるので別記事でで用意しました。

 

美容院でのカットの失敗に大きく関わることなので、知っておいて損はない内容になってます。

 

ここで、少し補足をしておくと「髪をすく」こと自体は、悪い事ではなく「髪型を作る上で欠かせない要素」である事は間違いないです。

 

この事を勘違いしてほしくないので「髪をすく」ことに関して、理解を深めてもらえれば!と思います。

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髪をすくと「軽くて扱いやすくなる」わけではない

髪をすくから軽く綺麗になるわけではない

 

「髪をすく=軽くなる=扱いやすくなる」は誤解

 

「髪をすく」とは、こんな風に認識されがちですが、実は違うんです。

 

髪の本数を減らすことが目的ではなく、毛量を「調整」することで「整える」ことが「すく」事の目的です。

 

少し、ややこしいので「勘違い」をしてしまうのですが、単に量を減らすではなく、髪質や髪型に合わせて毛量を「調整」することによって「軽くなり、扱いやすくなる」という結果が得られる。

 

ですから、本来は髪を「どの程度すくか?」は、美容師が決めるべき事柄だと僕は思います。

 

なぜなら、あなたは「髪をすいて毛の量を減らし、軽くしたい」のではなく、「髪をすくことで、軽くなり、扱いやすい、綺麗な髪になりたい」のではないですか?

 

それを叶えるためには、「技術、知識、経験」のあるプロ目線による「調整」が必要なんです。

 

でも、これって本当はお客さんからするとどうでもいい話なんですよね。

 

プロである美容師が「汲み取るべき」です!

 

お客さんが、どんな「オーダーの仕方」をしようが、美容師が「本質を見抜いて」要望を叶えるのが「当たり前」だと思います。

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「髪をすく」の本当の意味

髪をすく事の本質

 

「軽く扱いやすい綺麗な髪」に毛量を調整するという、本当の意味での「髪をすく」を少し具体的に考えていきます。

 

見た目を軽くするために髪をすく場合

 

  • 毛先のギザギザ感を強くするために長さの強弱を大きくつけ軽くする
  • 毛先に動きがつきやすいように空間をしっかりつけ、メリハリのあるシルエットにする

 

このようなことを意識することで、結果的に毛量が減り軽くなる。

 

見た目は重い方がいいけど馴染みを作るために髪をすく場合

 

  • 毛先が揃いすぎてパツンと感が残りすぎない程度に軽くギザギザすることで毛先が馴染む
  • ツヤ感を残すために表面は「すかさない」
  • 空間を大きく作ると軽くなってしまうため、毛先から1/4程度で止めておく

 

重めの髪型にするからといって、全く髪をすかさない状態にしてしまうと毛先が馴染まず扱いにくい髪になってしまうので、重めでも「髪をすく」必要はある。

 

髪の量だけを考えてしまう場合

 

  • 軽いほうがいい=たくさんすいた方がいい
  • 重い方がいい=あまりすかない方がいい

 

って考えてしまいますよね?

 

そうなると、「扱いやすい髪」にどう頑張ってもたどり着きません。

 

カットを「髪の長さを切る事」と「髪をすいて量を減らす事」で別に考えてしまうと、こういった事が出来なくなってしまいます。

 

なので、僕のカットの手順は少し普通と違うかもしれません。

 

  • 長さを切りながら、空間を作る。
  • シルエットやバランスを見ながら「重い部分と軽い部分」のメリハリをつける。

 

要は、長さを切りながら髪をすいていくんです。

 

そして、最終的にバランスを整えながら質感を作る。

 

どの程度、髪をすくか?ではなく、どれだけ髪を残すか?を考えなければ「軽すぎる」もしくは「重すぎる」になってしまいます。

 

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「すく」と「段を入れる」は違う

 

僕のようなカットのやり方をするのはかなり少数派だと思うので、大抵は美容院で「薄く、軽く」を伝えると聞かれる質問があると思います。

 

「すく」か「段を入れる」のどちらにするか?

 

こんな質問をする美容師もどうかと思いますが・・・。

 

と言いつつ、僕もたまに使うんですけどね。

 

髪をすいて軽くするか?段を入れて軽くするか?なんて聞かれてもわからないでのが普通だと思います。

 

「段を入れる」というのは、頭頂部周辺の髪が短く、そこから段々畑のように段を付けて、裾の方が長くなるイメージです。いわゆるレイヤースタイル。

 

「図解」レイヤーの展開図

 

段を入れる事で髪を下ろした時に上から被ってくる毛が少なくなるため「薄く、軽くなる」という原理です。

 

「図解」レイヤーを切り髪を降ろした状態

 

しかし、ボブ系の髪型にしたい場合は段を入れてしまうとボブにならないので、段を入れて軽くするという選択肢はなくなります(トップに少しだけ段をつけるのはあり)。

 

本来はこういった事を美容師がカウンセリングで伝えて説明しなくてはいけない事なのですが、丁寧に説明をする美容師というのは本当に少ないんですよね・・・。

 

ですから、お客さん側の「質問力」が大事になってきます。

 

そのためにも、知識を知る事が大切なんです。

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「髪をすく」はなんと伝えればいいのか?

髪をすく時の伝え方

 

髪のすき加減は、美容師によっても違うし、お客さんによっても「適度」が変わってきます。

 

感覚的なものなので、ある程度は仕方のない事です。

 

なんと伝えればいいのか?が気になると思うのですが、僕は「逆の発想」の方がいいと思います。なにをされたら「イヤ」か?を伝えると効果的です。

 

切る側である美容師も「されたらイヤな事」がハッキリしている方がカットをしやすい!

 

「たくさんすいて」や「軽くして」ではなく。

 

「根元からすかないで」や「表面をすかないで」と言った方がリスク回避になります。

 

また、最初は少し重めに切ってとオーダーし、切り終わって「長さや量感を確認してから必要であればもう少し軽くしてもらう」という安全策と取るのも1つです。

 

切り直しを何度も繰り返すのは印象が悪くなり、「めんどくさいお客さん」というレッテルを貼られてしまうので、やりすぎ注意です。

 

1度や2度の微調整であれば、全く問題ないので「その範囲」で満足のいく仕上がりになるように伝え方を工夫しましょう。
美容院へ行く前に「自分で出来る準備」をした方がスムーズになるので、「美容師に伝えるのが苦手…」という方は下記を参考にしてみて下さい。
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髪をすくを理解すればカットで失敗されなくなる

髪をすくを理解するとカットの失敗が減る

 

髪をすくとは?をしっかり理解できれば、美容師への伝え方が変わりカットで失敗されるリスクをかなり軽減できます。

 

  • 短く切られすぎた
  • そもそも形が違う

という失敗はぶっちゃけ論外なので、担当美容師を変える方が手っ取り早いです。

 

「結構いい線までいっているけど、少しズレている」という「もう一歩感」がある場合は、しっかりコミュニケーションをとる事で希望通りの髪型に修正できます。

 

決め手を作る場合であれば、思い切って「やり直し」を伝えてみるのもアリです。

 

以上、「髪をすく」を理解すればカットで失敗されなくなる!でした。

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