【図解】髪の量を減らす「だけ」では扱いづらい髪になる

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「髪の量を減らす」を図解で解説 髪の悩み
この記事は約9分で読めます。

髪の量を減らして欲しい時、美容院でカットのオーダーをこんな風に頼んでいませんか?

 

  • 髪を伸ばしたいから「すくだけ」でいい
  • 髪の量が増えてきたから「すいて」ほしい
  • 髪が広がるから「すいて」ほしい
  • 今の長さが丁度いいから「すくだけ」でいい

 

こういった、髪の量を減らす「だけ」が目的であった場合でも、「すいてほしい」という頼み方をしてしまうと、扱いづらい髪型になるという「悲劇の始まり」になってしまう可能性があります。

 

  • 毛先がペラペラ
  • やたらと毛先がハネる
  • くせ毛ではないのに髪が「うねる」
  • 髪が広がって全然まとまらない
  • パサつきや枝毛が気になる
  • アホ毛が多い

 

思い当たる項目が多いほど「髪の量の減らしすぎ」が原因となってかもしれません。

 

「髪の量を減らす」ということの正しい知識をもっていると、以下のようなメリットがあります。

 

  • 美容院でのオーダーの仕方が変わり「扱いやすい綺麗な髪」が手に入る
  • カットの「上手な美容師」「あまり上手くない美容師」を見分けることができる
  • 髪に関するストレスが減る
  • 周りの人から「褒められる」髪になる

 

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髪の毛の量を減らす「だけ」が目的になると危険

 

髪の量を減らしたい時というのは、こんな時じゃないですか?

 

  • 髪を伸ばしてる
  • 今の長さが丁度いい

 

僕が実際にお客さんから「すぐだけでいい」とオーダーがある時は、このどちらかのパターンの時です。

 

人によってオーダーの言い方は様々ですが、あなたならどう伝えますか?

 

  • 髪をすくだけ
  • 髪の量を減らすだけ
  • 髪を軽くするだけ

 

この「だけ」というのが、意外と危険なんです。

 

毛量がすごい多いと感じている人の場合

 

  • できるだけ軽くして!
  • とにかく、めっちゃ減らして欲しい!
  • もっと減らしていい!

 

という方も多いのですが、このオーダーの仕方は「完全にアウト」なんです。

 

すき過ぎによって「毛先が薄くなりすぎてペラペラ」になる大きな原因になってしまいます。

 

毛先がペラペラになってしまった髪

 

この後ろ姿を客観的に見た時に「素敵な髪型」とは思わないですよね・・・。

 

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毛先がペラペラになってしまう原理

 

ここでは分かりやすく解説するために「すきバサミ」使用した場合を前提とします。

 

「髪をすく」ときによく使われるハサミなので、見たことはあると思います。

 

ちなみに「すきバサミ」にも種類がいくつかあり、カット率が10%〜50%と幅があり、どの程度「切る部分を作るか?」という感じで、ハサミによって「切れるパーセンテージ」が違います。

 

それを、美容師の好みやお客さんの毛量によって「ハサミの使い分け」をしています。

 

2丁のすきバサミ

 

一般的には「すきバサミ」と言われていますが、美容師が言う「セニング」というハサミです。

 

全く髪が「すかれていない」状態が「毛量100%」と考えます。

「髪の量を減らす」を図解で解説

そこに、このように2箇所にハサミを入れたとします。

毛先に行くほど毛量が減る

そうすると、このように「毛先に行くにしたがって髪の量が減る」のですが、これが「髪をすく」ということです。

 

これ自体は悪いことではなく、「毛量を減らす」ことは髪型を作る上で欠かせない要素となります。

 

しかし、「単に量を減らすことだけ」を目的としてしまうと、このすきバサミを入れる回数が多くなります。

髪の量をとりすぎた髪

このようにすきバサミを乱用してしまうと、当然「毛先はどんどん薄くなっていく」ことになります。

 

ここで1つ考えて欲しいことがあります!

 

美容師は髪を切るとき、図のように「引き出して」カットをしますが、そのあとはどうなります?

 

当たり前のことですが、重力によって「下」に落ちますよね。

 

スプレーなどでバリバリに固めない限り「髪は下に落ちる」ことになります。

 

極限まで「量を減られた髪」が下に落ちると・・・?

 

毛先にほとんど髪がない人

 

このように「毛先がペラペラ」な状態になります。

 

ここまでくると「毛先の薄い部分は必要なの?」と感じるでしょうし、「切り残しでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。
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髪の量を減らし過ぎると「パサパサ感と枝毛」の原因になる

 

このように「すき過ぎ」によって、髪の厚みがなくなってしまうことで、髪はダメージを受けやすくなり、枝毛の原因になってしまいます。

 

仮に、ダメージを10という数値化させて考えてみると分かりやすいです。

 

  • 髪に厚みがあればある程、10というダメージは「分散」し、1本1本にかかる負担が少なくなる。
  • 髪に厚みがない状態だと、10のダメージは少ない本に「集中」し、1本1本にかかる負担は大きくなる。

 

これが、髪の厚みがなくなることによってダメージを受けやすくなる理由です。

 

そしてさらに、「すかれた」短い毛が、ピンピンとはねやすくなる。

 

「図解」髪の量をとりすぎるとハネやすくなる

 

これが、パサパサ感の正体です。

 

そして、パサパサに見えるということは「艶がなくなる」と言い換えることができます。

表面を「すく」とアホ毛になる

先ほどの図解で「はねてくるポイント」が髪の表面に作られてしまうと、「アホ毛」と言われるピョンピョンとはねる毛になります。

 

表面をすくとアホ毛になる

 

アホ毛は「切れ毛」などが原因でできてしまうこともあるのですが、このように「髪をすく」ことが原因になっている可能性もあります。

 

とわいえ、これは「美容師側」の問題なので、お客さん側には非がないです。

うねりや広がり、ハネの原因にもなる

髪の厚みがなくなり、ダメージを受けやすくなってしまった状態になると枝毛、アホ毛以外の影響も出やすくなってきます。

 

  • うねり
  • 広がり
  • 毛先のハネ

もう少し具体的にすると、このような感じです。

 

  • くせ毛ではないのに、髪がうねってきた。
  • カットした直後は「収まりはいい」が、すぐに広がってしまう。
  • なにをしても、毛先がはねてしまう。

 

思い当たることはありませんか?

 

これは、カットなどによる「後天的なくせ毛」になっている可能性があります。

 

髪の量をとりすぎた事が原因で「うねる」

 

もちろん、カットだけが原因ではなく、「結び癖」「触り癖」などの髪の扱い方に原因がある場合もあります。

 

ここまでに掲載した、3人すべての女性の髪に「うねり」が出ていた事に気づいたでしょうか?

 

これは「癖毛だから」ではないんですよ。

 

こういった、カットや習慣によってついた「後天的なくせ毛」は、「すき過ぎるのをやめる」「髪の扱い方の習慣を見直す」ことで、直ります。

 

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なぜ毛量を減らしたくなるのか?

 

あなたは「なぜ毛量を減らしたくなるのか?」をしっかり考えたことがありますか?

 

髪を減らしたい理由を明確にすると「美容院でのオーダーの仕方」が変わります!

 

4つのタイプに分けてみるので、あなたは「どのタイプ」なのかを考えてみてください。

 

髪の量が多いから減らしたい

もともと髪の生えている本数が多い人が「髪を減らしたく」なる理由です。

  • 暑い(体感温度)
    髪は熱を「こもらせる」ので、頭が暑い→汗が出る→髪をすいて涼しくしたい

 

  • 洗いにくい、乾きにくい
    シャンプーの時に、頭皮まで指が通りにくく、洗うのに時間がかかる
    ドライヤーで乾かす時に、乾きにくく、時間がかかる

 

  • 頭を小さく見せたい
    毛量によって、頭が大きく見えるのが嫌で、小さい頭に見せたい

髪の毛を軽くしたいから減らしたい

  • 重たい髪型が嫌い
    ボブのような重たい髪型が嫌いで、レイヤーがたっぷり入ってるような軽い髪型にしたい

 

  • 毛先のまとまりがほしい
    毛先が先細りになるような髪型にしたい

 

  • コテで巻いた時にしっかり動かしたい
    毛量が増えてくると動きが「つきづらく、とれやすい」から、動きがしっかり出るように軽くしたい

広がり、膨らみを抑えたいから「毛量を減らしたい」

  • くせ毛で広がる
    くせ毛で広がってしまうのを抑えたい

根元と毛先の毛量のギャップで多く感じるから「減らしたい」

  • 根元と毛先の毛量のギャップをなくしたい
    毛先に対し根元の毛量が多いのが気になる(ロングの人に多い)
    髪が長ければ長いほど、毛先がペラペラになるリスクがある

 

どれかに当てはまりましたか?

 

このように「髪の量を減らしたい」理由は必ずあるはずです。

 

それを「うまく言葉にして表せない」から「髪をすいてほしい」というオーダーの仕方になっているのではないでしょうか?

 

しかし、この「なぜ、髪の量を減らしたいのか?」というのは、美容師の立場からすると非常に大事なポイントなんです。

 

少し面倒くさいとは思いますが、なるべく具体的に「伝える」ことで理想の髪型を手に入れることができます。

 

逆を言えば、このポイントが美容師とお客さんとでズレていた場合、「髪をすく」ことによる悲劇の始まりになってしまうんです。
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大切なのは、髪をすいて「どんなイメージになりたいのか?」

どんなイメージなりたくて髪を切るか考えている女性

 

大切なのは、髪の量を減らし、軽くすることではなく、その先にある「どんなイメージになりたいのか?」という理想です。

 

  • 綺麗になる
  • 可愛くなる
  • かっこよくなる

 

というのが絶対外せない条件ですよね。

 

だからこそ、「髪をすくだけ」というオーダーの仕方はやめた方がいいんです。

 

  • たくさん「すいて」
  • とにかく「軽くして」

 

は、安易に使うと非常に危険だと言えます。

 

残念ながら、今回解説したような「髪をすくことによる問題」を考えていない美容師が存在しているのが美容業界です。

 

だから、今回載せさせてもらった写真の人のような「被害者」が減らないんです。

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髪の量を減らす「だけ」は扱いづらい髪になるのまとめ

 

過度に「すかれた状態」になってしまうと、直すのにかなりの時間が必要になってします。

 

求めている、髪の長さによっては「年単位」で考えなければない事もざらなんです。

 

あなたが「被害者」にならないためにも、たんに「髪の量を減らす」のではなく、最終的に「どんなイメージになりたいか」を伝える事が、お客さんがとれる対応策になります。

 

どんな美容師に当たるかわからない時ほど、あなたの髪はあなた自身が守らなくてはいけません。

 

以上、【図解】髪の量を減らす「だけ」では扱いづらい髪になるでした。

 

関連記事:「髪をすく」を理解すればカットで失敗されなくなる!

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