ドライヤーを使うと髪が痛むと思っている人がいますが、それは勘違いです。
勘違いを生んでいる原因は「ドライヤーの熱」。
髪と熱は相性が悪く、髪に熱は当てない方がいいと思っている人が多いんですよね。
しかし、髪の艶は「熱」によって作ることができます。
髪と熱は相性が悪いどころか、相思相愛の組み合わせです。
ドライヤーの熱によって髪が傷んでしまうと勘違いをし、髪を乾かさない人は悩みが尽きない。
- 艶
- ぱさつき
- まとまり
- ボリューム
- 広がり
これらは全て、ドライヤーを避けていることが原因になっている場合がほとんどです。
逆を言えば、ドライヤーに対する正しい知識を得ることで、髪の悩みは自分で解決できます。
ドライヤーで髪が痛むことはない
「ドライヤーで髪が痛む」という事について、お客さんから聞かれることが多いので、一般的にかなり誤解を生んでしまっているようです。
そこで、先日こんなツイートをしました。
よくある質問❗️
Q.ドライヤーで髪は痛む?
A.やり方によっては痛むけど…髪が痛むほど長時間ドライヤーを使う方が大変🤣
「熱=髪の痛み」ではないよ😅
1時間以上ドライヤーを使ってる人なんていないでしょ笑
普通に使ってる分には髪は痛まない👍
— ゆーすけ@髪の救世主 (@yu_suke_blog) June 29, 2019
Q.ドライヤーで髪は痛む?
A.やり方によっては痛むけど…髪が痛むほど長時間ドライヤーを使う方が大変
「熱=髪の痛み」ではないよ😅
1時間以上ドライヤーを使ってる人なんていないでしょ笑
普通に使ってる分には髪は痛まない👍
「ドライヤーで髪が痛む」についての誤解を解けるように、深掘りしていきます。
昔は、今のように「ストレートアイロンやコテ」などが普及していなくて、いわゆる「ブロースタイル」というのが流行でした。
みんな自分でブラシとドライヤーを使って、毎日のように一生懸命ブローをして、オシャレを楽しんでいたんですね!
今のように、「くるくるドライヤー」もなく、髪型もブローありきなヘアスタイルが流行だったので、ブローするのが当たり前という時代。
あまりブローが上手でなかった場合、「過度なブラシ使い」と「長時間の熱」がセットになってきます。
過度な状態になってしまうと、当然、髪は痛みます。
しかし、「過度になるまでドライヤーを使うのは、逆に難しい」のが、今時の髪型です。
ドライヤーの熱と髪は、非常に相性が良く、髪は熱よって艶がでます。
「乾く」と「乾かす」は違う
髪に艶を出すときに大切なポイントが「乾かす」ということ。
- ドライヤーを使って「乾かす」
- 自然乾燥で「乾く」
この2つは似ているようで、全く違います。
髪は「乾かす」もっと厳密に言うと、「乾かしきる」ことがとっても大切なんです。
この違いで分かりやすい例えが「洗濯物」。
- 洗濯物を干して「乾く」のを待つ
- 洗濯物を乾燥機に入れて「乾かす」
どちらも「乾いた状態」になります。
でも「仕上がり」が良いのはどちらですか?
僕の経験では、次のように分かれます。
【自然に乾かした場合】
- バリバリ
- ゴワゴワ
- シワシワ
【乾燥機に入れた場合】
- ふんわり
- 気持ちの良い肌触り
- シワがない
自然に「乾く」のと、熱を加えて「乾かす」のでは、このような違いが出ます。
これって、髪も同じなんです!
髪は絶対に「乾かす」方がいい。
それだけではなく、「抜け毛、臭い」の原因にもなってしまうので、髪を労わるのであれば絶対にドライヤーを使うべきです。
髪は乾かしきることで艶が出る
髪は熱を加えながら乾かすことで、キューティクルが締まる。
キューティクルが締まることによって、髪の表面が整い、面となり光の反射が一定になる。
これによって艶が出ます。
先ほどの洗濯物の例えを思い出してください。
乾燥機を使う意味はあまりなくなってしまいますよね。
「乾かしきる」がとても重要なんです。
- 湿った状態で取り出す→NG
- 湿った状態のものを乾燥機に入れて乾かしきる→OK
この違いがあるように、髪は「乾かしきる」ことで艶とまとまりを得られます。
さらにワンランク上の仕上がりを求める場合は「冷風機能」の出番!
ドライヤーの「温風→冷風」という流れは、髪が持つポテンシャルを最大限に引き出すことが可能です。
自然乾燥だとまとまりが悪い
ドライヤーを使わずに自然乾燥させてしまうと、髪のまとまりは悪くなり艶もでません。
パサパサとした仕上がりになってしまうのも、自然乾燥が原因です。
お客さんの話を聞いていて、よく聞くことがこちら。
ある程度、髪が乾いたらドライヤーをやめる。
心当たりはありませんか?
これは非常にもったいないです。
ぶっちゃけ、それならドライヤーを使う意味はあまりない。
洗濯物を湿った状態で畳んで片付けているのと同じです。
普通そんな事しませんよね?
しかし、髪ではやってしまっている人が圧倒的に多いんです。
ドライヤーで髪を痛ませるのは大変
ドライヤーで髪を最後まで乾かしきるのは、非常に面倒な作業だと思います。
だから、途中でやめてしまう人も多いのではないでしょうか。
答えは、当然NOですよね。
事実として、途中でやめてしまう人が多いんですから。
そして、昔のようなブロースタイルの髪型を好む人はほとんどいません。
そんな中で、髪が痛むほどドライヤーを使うのは逆に大変です。
ストレートアイロンやコテと違い、ドライヤーの熱は直接当たらないので、髪の痛みを気にするほどのものではありません。
美容師にもファンが多く、使いやすいドライヤーが「ホリスティックキュア」です。
風量が強いので、髪が乾くのが早いですし、とっても軽い!
美容院でも使っているプロ仕様のドライヤーですが、2万円台で買えるのでコスパも非常に良いです。
興味がある方は、【美容師解説】ホリスティックキュアドライヤー モイストプラスの使用感と特徴を参考にしてみてください。
以上、ドライヤーで髪が痛むは勘違い!乾かしきることで艶が出るでした。
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