髪の毛の量が多いというのは、羨ましがられることもありますが、髪の量が多いことによる悩みというのもあります。
- シャンプーの時に洗いにくい
- 乾かすのに時間がかかる
- 髪が重たい
- 髪のせいで熱が篭り暑い
- 「髪が伸びた」というより「髪が増えた」と感じる
- 髪を結ぶと毛束が太くなる
- アレンジをしても可愛くならない
- 美容院へ行くたびに「髪が多いね!」と言われる
髪の量が多い人は、毎日大変な思いをしているんですよね。
しかし、髪の量が「多い」という場合「少ない」よりも解決につながる切り口が多いです。
解決策の1つが「髪型」を見直すこと。
なりたいイメージや好みの髪型にするという考え方とは別に「髪の量に合った髪型」という切り口を選んでみると、日々の大変さから一気に解放される可能性が高いです。
「髪の量に合った髪型」の中から「好みのイメージに寄せる」ということもできるので「仕方なくその髪型にする」ということは必要ありませんよ!
髪の量が多い人におすすめの髪型
髪の量が多いという悩みを解決する時には、「レイヤー(段)」をどう使うか?がポイントになってきます。
それを踏まえた上で、おすすめの髪型は下記のスタイルです。
- ショート
- レイヤースタイル
- 前髪を作る
- 毛先にだけパーマをかける
- ブロックを入れる
それぞれを少し詳しく解説していきます。
ショート
ショートカットにすることで、根本的に「長さ、毛量」を減らすことができます。
ショートと言っても、いくつもパターンがあるので、あなたの好みの形、ニュアンスのものは絶対にあります。
髪の量を減らすことだけを考えれば、トップのレイヤーがたっぷり入った軽い髪型を選ぶと良いです。
レイヤースタイル
ショートに切る勇気がない場合は、トップからレイヤー(段)を入れることで、「長さ、毛量」を減らすことを考えます。
レイヤースタイルはミディアム~ロングまで幅広く対応できるので、希望の長さのまま「髪の量を調整」することができます。
前髪を作る
前髪を作ることで、前頭部の髪の毛の「行き場」が出来ます。
前髪がない状態だと、前頭部の髪は両サイドに行ってしまうため、その分「毛量」となってしまいます。
前髪を作ることで、サイドにあった髪を前へ持っていけるので、「長さ、毛量」を減らすことができます。
また、前髪からもみあげまでの繋ぎとして、顔周りの髪を作ることができるので、その分サイドの髪の量を少なく見せる事が出来る。
毛先にだけパーマをかける
「毛先にだけ」というのがポイントなのですが、動きをつけることによりボリュームが増す。
ゆえに、ストレートの時よりも毛量を減らすことができます。
また、動きをつけることで毛束となりやすく「透け感、透明感」のある見た目になるため、軽やかに見えます。
ブロックを入れる
もみあげや耳上の部分にブロックを入れることで根元から髪をなくすことができます。
ショートよりもかなり勇気が必要ですが、その分効果も大きいです。
ミディアム~ロングの場合、髪を下ろした状態であればブロック部分が見えることはないので、バレることはなく結構おすすめです。
避けたほうが良い髪型
髪の量が多い人は避けたほうが良い髪型は「長さ、量」を切れない髪型です。
- ボブ系・ワンレングス
- 全体的にパーマをかける
- 髪の量を気にして「すきすぎる」
こういった髪型にしてしまうと「悩みの解決」が難しいです。
ボブ系・ワンレングス
ボブやワンレングスは生え際とトップの長さに差をつけない髪型です。
ボブ系は多少の段差をつけることは可能ですが、段差の幅を広く取ってしまうと「レイヤースタイル」となり、仕上がりがまったく違うイメージになってしまいます。
段差をほとんどつけることができず、かつ毛量も取りにくい(すかしにくい)髪型なので「長さ、毛量」を変えずらい髪型です。
全体的にパーマをかける
根元から全体に的にパーマをかけてしまうと、髪のボリュームに拍車がかかるので絶対にNG。
毛先だけかける場合とは違い、爆発ヘアになってしまいます。
カットで削れる毛量にも限界があるので、根元からのパーマは「扱いにくさ」が増すだけです。
ショートの場合は根元からかけても「そもそもの長さが短い」ので、問題なしです。
とはいえ、細かいパーマをかけてしまうと爆発してしまうので、「大きくゆるいカール」程度の動きにしたほうが扱いやすい髪型になります。
髪の量を気にして「すきすぎる」
「すきすぎ」は最もやりがちな行為なんですが、逆効果になります。
短い髪をたくさん作ってしまうことで、髪は必要以上に広がってしまいます。
これだと、美しくはないですよね?
また、すきすぎは「パサつき」や「まとまりの悪さ」などの原因にもなるため「たくさんすいてください!」は割と禁句です。
参考記事
矯正縮毛を検討する
矯正縮毛は、くせで悩んでいる人だけがするメニューではありません。
明らかなくせがなくても、日本人のほとんどの人は大なり小なり髪の毛にくせがあります。
小さな動きのくせがチリツモ効果によって髪の毛を広げ、量を更に多く見せているんです。
矯正縮毛をかける事で髪が真っ直ぐになり、広がりをなくすため、全体のボリューム感を落としてくれます。
ドライヤーでボリュームをコントロールする
先日、このようなツイートをしました。
ドライヤーって面倒くさいですよね😑
だけどドライヤーの頑張り次第で髪は変わります👍
✅ツヤ
✅くせ
✅まとまり
✅ボリューム
✅キープ力髪の悩みのほとんどは自宅で解決できる😇
美容院は補助的な意味しかない🤣
— ゆーすけ@髪の救世主 (@yu_suke_blog) June 17, 2019
だけどドライヤーの頑張り次第で髪は変わります。
- ツヤ
- くせ
- まとまり
- ボリューム
- キープ力
髪の悩みのほとんどは自宅で解決できる。
美容院は補助的な意味しかない。
ドライヤーをしっかりと使えば、上記の事はホントに解決できます。
美容院帰りが綺麗な髪になっているのは、美容師はドライヤーを使うのが上手だからです。
を読んでみれば、意味がわかると思います。
髪の毛の量が多いと薄毛の心配がない
髪の毛の多いと大変な事が多く、希望の髪型に出来ないという悩みがあるかもしれません。
しかし、「髪の量が多くて良かった!」と感じる事ができる瞬間もあります。
近年は女性でも薄毛に悩む方が多いです。
年齢を重ねるほど髪の悩みは増えていきます。
僕が実際に、お客さんからよくされる相談がこちらです。
- 髪のボリュームが欲しい
- ハリコシが欲しい
- 地肌が透けて見えるのが気になる
髪の量が多い人は、このような悩みとは無縁です。
これってかなりすごい事なんですよ。
髪を増やすのは、ものすごく大変で不確実な要素を繰り返し試すしかないのです。
しかし、髪の量を減らすことは「カット」をすれば確実に出来ます。
今は、髪の毛の量が多いと悩んでいても、「薄毛の心配がない」というのは精神的には有利に働いているはずです。
くせ毛でお悩み方は要チェック↓
以上、髪の毛の量が多い悩みは髪型で解決出来る!でした。
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