朝起きた時、寝癖がすごいことになってる・・・。
髪がハネハネでそのままでは外出できない。
毛先が外にハネてしまっている時や、寝癖で根元がパックリ割れてしまってた時、どのように直していますか?
お客さんの話を聞いていると、ほとんどの方が「毛先」を直しているんですよね。
髪の外ハネは「毛先」に注目してしまうと、どれだけ手を加えても直りません。
間違った認識をなくすために、こんなツイートをしました。
髪の外ハネを直すには?
✅髪は毛先だけハネてるのではない
✅ハネる原因は「根元」
✅片側だけハネるのは「つむじ」の影響
ハネてる毛先を濡らして直そうとしても無駄😱
髪がハネる原理を知れば、直し方も分かる😇
ドライヤーを「上から当てる」はハネの原因になる👍
— ゆーすけ@髪の救世主 (@yu_suke_blog) July 23, 2019
✅髪は毛先だけハネてるのではない
✅ハネる原因は「根元」
✅片側だけハネるのは「つむじ」の影響
ハネてる毛先を濡らして直そうとしても無駄😱
髪がハネる原理を知れば、直し方も分かる😇
ドライヤーを「上から当てる」はハネの原因になる👍
上記を深掘りして解説します。
この記事を最後まで読むことで、次のことが理解できます。
- 髪がハネる原因
- 外ハネを直す方法
- なぜか片側だけがハネてしまう理由
髪の外ハネは原理がわかれば直すのは簡単です。
髪の外ハネは「毛先」だけでは直せない
髪が外ハネしてしまっている時、ハネている毛先をどれだけ濡らしても外ハネは直せません。
ハネていると認識できるのが「毛先」というだけで、ハネにつながる動きは「根元」から始まっています。
髪というのは、自然に「毛先だけ」突然、動き出してハネるということは絶対にないんです。
くせ毛の場合でも、根元から動くことはなく、動き始めとなるポイントがあります。
ハネる原因は「根元」が潰れているから
毛先がハネる原因は「根元」が潰れてしまっているからです。
上記でも書いたように、髪の毛というのは毛先だや中間部分から突然動き出す事はありません。
根元が潰れているという事は、根元付近で髪が頭皮にぶつかっているんです。
このように毛先がハネてしまうのには、くせ毛を除くすべての場合において必ず「ハネる原理」があります。
- 根元が潰れて、頭皮にぶつかってハネる
- 耳にぶつかって毛先がハネる
- 肩にぶつかって毛先がハネる
耳や肩の場合はぶつかっているのを目視できるため原因が分かりやすいのですが、根元付近の事は目で確認するのが難しいので、「毛先だけ」に目が行ってしまうんです。
つむじや分け目、生え際などは髪に触れなくても確認できるけど、中の方は髪を分けないとみれないですよね?
確かに、髪をかき分けて見ても根元の潰れは確認しようがないかも。
また、人は寝るときに枕などに頭をつけて寝ますよね。
そこへ頭の重みが掛かってくるわけですが、髪の毛というのは枕との間に挟まれています。
だから、寝ている時はどうしても根元からつぶれてしまうんです。
根元が潰れ、頭皮にぶつかった髪の動きが毛先のハネにつながっているため、直接の原因である「根元」を直さない事には、毛先のハネは直りません。
だから、寝癖がついた毛先にどれだけ手を加えてもハネが直らないんだぁ〜。
毛先を一生懸命ブローしても、原因となっている根元の状態が変わらない事には効果がない。
やっとハネが直った!と思っても、少し時間が経つとまたハネた状態に戻ってしまいます。
これが毛先が外ハネする原因と毛先だけを直そうと思っても直せない理由です。
このように、寝癖というのは頭が枕に接地する以上、避けられないのですが、寝癖をつきにくくすることは可能です。
ナイトキャップをかぶることで、必要以上に根元が潰れなくなり、寝返りなどで髪が動くのを予防できるので寝癖予防にはかなり有効的です。
「髪を保護する」という面でみても非常に優秀なアイテムと言えます。
片側だけハネるのは「つむじ」の影響
根元の潰れを直し、綺麗にブローをしても「左右のどちらか」が必ずハネる!と思った事はありませんか?
なにをしても、毎日絶対にハネてしまう方があるはずです。
美容師の間では「右側問題」なんて言われ方もされているくらい、とっても多くの人に当てはまる悩みの1つです。
この片側だけハネる原因は「つむじ」が影響しているからなんです。
ご存知の通り、「つむじ」とは「渦」になっています。
つむじの渦は毛流となり、頭全体に広がっているんです。
つむじの毛流は、つむじだけに存在しているわけじゃない!ってことですね。
「片側だけハネる」というのも、結局は根元からの動きの流れなので、原理がわかっていれば解決法も見えてきます。
髪の外ハネの正しい直し方
髪の外ハネを直す時は、毛先だけでなく「根元から」が正しい方法です。
ハネている1箇所を直したいだけなのに、頭全体を濡らしてしまうと、乾かすのに時間がかかるから大変じゃないの?と思いますよね?
10分、20分と時間をかけようが、毛先だけに手を加えてもハネは直りません。
簡単に直すつもりが、気づけは結構な時間が過ぎていた・・・という経験はありませんか?
簡単に感じるだけで、実際はかなりの時間を費やしてしまっているんです。
髪全体を濡らし、ドライヤーで乾かす方が「実は早い」ですし、100パーセント1度で直すことができます。
- 髪全体を濡らして乾かす→根本的な解決
- 毛先だけブローをする→応急処置
このような感覚です。
根元をしっかりと立ち上がらせるには「濡らして乾かす」が最適。
ドライヤーで乾かす際の注意事項
ネットや雑誌の情報、美容師ですら「ドライヤーは上から当てる」と言いますが、このやり方は大間違い!
ドライヤーを上から当てるのはハネる原因を自分で作っているだけです。
ドライヤーを上から当てると、当然、根元は潰れますよね?
もう一度思い出しください。
ドライヤーを上から当てるのは、髪のキューティクルを整えてツヤを出すのが目的です。
つまり、最後の仕上げだけで良いんです!
最初から、上から当ててしまうと根元が潰れるだけでなく、なかなか髪が乾かないんですよ。
表面にしか風が当たらないので当然なんですが・・・。
ドライヤーを使って髪を乾かすと一言で言っても「どこをどういう風に乾かすのか?」ということをしっかりと考え、意識する必要があります。
- 根元を立ち上げる
- キューティクルを整える
この違いを考えればドライヤーの使い方が変わるはずです。
- 風の当て方
- 当てる位置
によって仕上がりは全然違ってきます。
髪の外ハネは根元から直す
ここまで読んでもらえれば、髪が外ハネしてしまう原理はかなり理解してもらえたのではないでしょうか。
根元をしっかりと立ち上げながらドライヤーで乾かすことで、外ハネは簡単に直ります。
間違っても、髪を乾かさないという愚かな行為はしないでくださいね!
髪がハネるだけでなく、臭いや抜け毛のリスクがあるだけです。
ドライヤーでの乾かし方をどれだけ頑張っても、やっぱりハネてしまう・・・。
という場合は、問題は他の場所にあるかもしれません。
美容師が下手というケースよりも、「もっとすいてほしい」などのオーダーに問題があります。
美容院で失敗しないためにも下記の2記事は、ぜひ目を通してみてください。
以上、髪の外ハネを直すには「根元から」が正解!でした。
コメント