髪のハリやコシがなくなってきたり、抜け毛の本数が気になりだすと頭皮環境を改善して、薄毛予防を始めるタイミングです。
予防といっても何から始めればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。
僕がお勧めするのは「炭酸シャンプー」です。
炭酸シャンプーによって得られる効果は、どんな素晴らしいシャンプーよりメリットが多いと僕は思っています。
- ノンシリコン
- オーガニック
- 無添加
などのワードは、髪や頭皮に良さそうなイメージがありますが、実際のところ抜け毛や薄毛に関しては予防策にはならず、なんの効果も得られません。
また、シャンプーという行為の本来の目的は「汚れ」を落とす事。
汚れをしっかりと落とすという面では炭酸シャンプーは抜群の効力を発揮します。
しかし、炭酸シャンプーの効果をしっかりと理解している人は少ない。
そこで、先日こんなツイートをしました。
炭酸シャンプーの効果はヘッドスパよりも優れている。
✅ヘッドスパはリラクゼーションメニュー
✅頭皮環境の改善は「自宅で」「毎日」行うべき
✅炭酸シャンプーのメリットは5つ
✅抜け毛・薄毛予防にも最適美容院のヘッドスパは頭皮環境の改善ではなくマッサージというリラクゼーションが目的
— ゆーすけ@髪の救世主 (@yu_suke_blog) September 6, 2019
✅ヘッドスパはリラクゼーションメニュー
✅頭皮環境の改善は「自宅で」「毎日」行うべき
✅炭酸シャンプーのメリットは5つ
✅抜け毛・薄毛予防にも最適
美容院のヘッドスパは頭皮環境の改善ではなくマッサージというリラクゼーションが目的
この内容について詳しく解説していきます。
炭酸シャンプーの効果はヘッドスパより優れている
頭皮環境を改善するときにできる事。
- 使用しているシャンプーを変える
- シャンプーのやり方を見直す
- 美容院でヘッドスパをする
この3つはすぐに思いつく事だと思います。
そして、一番効果が高いと感じるのは「美容院でのヘッドスパ」ではないですか?
- 通常のシャンプーでは落とせない汚れも落とせる
- 毛穴の奥の汚れまでしっかりと落とせる
- 頭皮クレンジングで毛穴をスッキリできる
美容院でヘッドスパついてよく言われる説明はこのような感じですね。
しかし、この説明は少し大袈裟です。
なので、「汚れを落とす」事や「頭皮環境の改善」に関しては正直期待していませんでした・・・。
ヘッドスパは、頭皮洗浄による抜け毛・薄毛予防を期待するものではなくリラクゼージョンを目的としたメニューです。
全身マッサージやエステと同じような感覚ですね。
なのでハッキリ言って、ヘッドスパは気持ちが良いと感じるだけで、それ以上の効果はありません。
頭皮の汚れを全く落とさないというわけではありませんので誤解の無いようにお願いします。
とはいえ、ヘッドスパと自分でするシャンプーとで何が違いはなにか?と問われれば、リラクゼーション効果があるかどうかの違いだと、今は答えています。
毎日毎日、丁寧に時間をかけてシャンプーをすれば汚れが溜る事は無いし、落とせない汚れなんてものはありません。
しかし、忙しい日々の中で自分の頭を毎日丁寧に洗うのはけっこう大変。
その問題を解決してくれるのが「炭酸シャンプー」です。
炭酸シャンプーには普通のシャンプーでは得られない効果があります。
5つのメリット
炭酸シャンプーを使う事のメリットは5つあります。
どれも頭皮環境を改善すのに欠かせない要素であり、髪にも良い影響をもたらせてくれます。
そして何より、シャンプーの本来の目的、役目をしっかりと果たしてくれる。
最近は、
- 髪のツヤ
- 指通り
といった「髪」にフォーカスしたシャンプー商材ばかりですが、「髪」を作り出すのは、毛根であり、毛根がある「頭皮」に着目した方が、結果的には綺麗な髪になっていきます。
この考えの土台になってくる「炭酸シャンプー」のメリットを詳しく解説します。
濃密な泡
シャンプーをする上で最も大切な事が「泡立て」です。
洗顔の時と同じように「きめ細かい泡」にする事でシャンプーが持っている力が発揮されます。
しかし、シャンプーの泡立てを上手く出来ていない人がほとんど・・・。
シャンプー中に流れ落ちてしまうほどのシャバシャバな泡では全然ダメなんです。
シャンプーで必要なのは手の動きといった技術ではなく、「濃密な泡」といっても過言ではありません。
汚れをしっかり落とせる
皮脂や汗などの汚れは、手でこすって落とすのではなく、「泡」で浮かせる事で落とします。
食器を洗う時や洗濯でも「泡で汚れを浮かす」とよく言われますよね!
シャンプーでもそれは同じです。
だからこそ「泡立て」がとても重要なんです。
- シャンプーの際、手を動かすのが面倒
- 長い時間洗っていられない
- ちゃんと洗えているのかわからない
濃密な泡であれば、こういったことを全て解決できます。
とはいえ、通常通りのシャンプー行為は必要なので、「泡をつければ良い」という事ではないので誤解のないように。
しっかりと頭皮の汚れが落とせれば、
- 頭皮がベタつく
- 頭皮のニオイが気になる
- しょっちゅう頭がかゆくなる
- 気がつくとフケが出ている
という悩みを解消することができるので、頭皮環境を劇的に改善する事ができます。
血行を促進して抜け毛を予防できる
「炭酸シャンプー」の所以である炭酸(二酸化炭素)には、血行を促進させる効果があります。
これにより、頭皮へ酸素を運ぶために血行が促進される。
血液には、酸素だけでなく栄養分も溶け込んでいるため、血行が促進される事により、毛根が強くなる。
毛根が強くなれば、抜けにくく綺麗な髪が成長する。
こういった身体の仕組みを上手く利用する事で抜け毛予防になります。
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抜け毛予防と同時に「頭皮の環境を整える」ことで、フケの改善や予防にもなります。
フケというのは、頭皮の角質なので環境を改善し、ターンオーバーを正常なサイクルにする事で簡単にフケの悩みは解消できます。
詳しくは、炭酸シャンプーでフケは簡単に改善できる!乾燥と脂性のどちらにも使えるをご覧ください。
弱酸性
人の肌は弱酸性という事はご存知かと思いますが、頭皮も肌なので弱酸性です。
さらに、健康な髪というのもph4.5~5.5の弱酸性なんです。
そして、「炭酸シャンプー」も二酸化炭素が加わっている事により、弱酸性のphになっています。
シャンプーをする事によるphの変動がないため、頭皮や髪への負担がない。
水は中性(ph7)なのですが、頭皮や髪からするとアルカリ性に傾いています。
これが「水」つまり、「シャワーで髪を濡らすだけでもダメージがある。」とされる理由です。
弱酸性の髪に対して、弱酸性の炭酸シャンプーを使う事で「髪がさらさらになる」効果があります。
余談ですが、「酸性」と聞いて、頭皮や髪に良くないのでは?と疑問に思う方もいるはずです。
いわゆる「酸性雨」を連想した方です。
あながち間違いでもないんですが、酸性雨が人体に悪影響とされ理由は「大気中の不純物」が混ざっているからです。
phの問題ではなく、汚染された大気中の不純物が悪影響を及ぼす。
phの数値だけを見れば、純水(ph7)の方が遥かに強い影響力があります。
カラー・パーマによるダメージの軽減
カラー剤やパーマ液は強いアルカリ性で作られています。
髪と比べてphのギャップが大きいためダメージの原因になってしまう。
薬剤のphを弱いものにすれば髪への負担は減るのですが、薬剤が作用しないんです。
だから、美容院では「炭酸泉」を導入しているお店がある。
美容院で炭酸泉を行う意味としては「汚れを落とす、血行を促進させる」以上に、ph値を元に戻す効果があるからです。
とわいえ、カラーやパーマの直後にphを落としても、時間経過とともにまたアルカリ性に傾いてしまう。
薬剤の使用後だとphをキープする事は困難なんです。
ここまで、メリットの事ばかりを解説してきましたが、残念ながらデメリットとなる事もあるのが事実です。
続いては、デメリットに関して解説します。
3つデメリット
デメリットに関して解説と言ったもの、炭酸シャンプーのデメリットって「正直あまりないな」と感じています。
「カラーが色落ちしやすい」と言われているようなのですが、これは事実と異なるというのが僕の考えです。
そこで、デメリットと言われている「ヘアカラーに関して」とその他のデメリットを考察し、絞り出しました。
ヘアカラーが色落ちしやすい?
炭酸シャンプーに関してデメリットを検索してみると、「ヘアカラーが色落ちしやすい」というデメリットが出てきました。
理由としては、
- 洗浄力が強い
- 炭酸(二酸化炭素)の作用
が色落ちの原因とされているようですが、これは間違いだと言い切れます。
炭酸シャンプーは洗浄力が強い界面活性剤を使用しているわけではなく、「炭酸」には汚れを浮かせる効果がある。
というものなんです。
- 通常のシャンプーは、洗浄力=界面活性剤の強さ
- 炭酸シャンプーは、洗浄力=界面活性剤の強さ+炭酸の力
なので、誤解を招きやすいのですが・・・。
炭酸の力がある分、界面活性剤は比較的弱いものを使っているんです。
もっと言うと、洗浄力とカラーの色落ちは関係ない。
炭酸の作用で色落ちしやすいというのは、むしろ逆です。
炭酸をしようして髪のphを正常な値に早く戻す方が、phが安定するので色持ちは良くなる。
上記で解説した「弱酸性」・「カラー、パーマによるダメージの軽減」にあたる部分なので、デメリットではなくメリットとなります。
炭酸シャンプーを使うと「色落ちしやすい」のではなく「色持ちが良くなる」と断言できます。
このことはメリットの項目で解説してもよかったのですが、あえてデメリットとして解説及び、反論とさせてもらいました。
そうしなければならないくらいデメリットが見当たらない。
専用のトリートメント(コンディショナー)がない
シャンプーとトリートメント(コンディショナー)ってだいたいセットで販売されていますよね?
しかし、炭酸シャンプーに関しては「炭酸トリートメント」というものはありません。
トリートメントは頭皮につけるものではないので、炭酸を含ませる意味がないんです。
これが、「炭酸トリートメント」がない理由です。
ですから、炭酸シャンプーのあとに使用するトリートメント(コンディショナー)は別のものを使うということになります。
シャンプーとトリートメントをセットで使いたい人にとっては、デメリットになるのかな?と感じます。
残りの容量がわからない
炭酸シャンプーは、炭酸ガスを噴射するため「気圧」の問題で容器が、アルミ缶などの金属を使用しています。
このことにより、あとどのくらい残っているのか?という残量を確認することができません。
使い慣れてくると、手に取った時の重さで「なんとなく」わかるようになるのですが、あくまで「なんとなく」です。
残量を確認できないと言うのもデメリットと言えます。
あとは、缶なので捨てるのが面倒という点と、ガス抜きをしなければいけない。ということも手間になるのでデメリットです。
ここに関しては、ヘアスプレーと同じ感覚ですね。
炭酸シャンプーの効果は「ただ使うだけ」で得られる
このようにメリットが多いにも関わらず、ほとんどデメリットがないのが「炭酸シャンプー」なんです。
しかも、頭皮へのアプローチとしてはヘッドスパよりも優れています。
冒頭の繰り返しになりますが、美容院のヘッドスパは頭皮環境の改善ではなく、マッサージというリラクゼーションが目的のメニューです。
気持ち良さを求めるのであれば、美容院でシャンプーをするよりもヘッドスパをした方がリラックスできます。
美容院にシャンプーやヘッドスパだけを目的に行くのも全然ありです。
最後になりますが、炭酸シャンプーに興味があるけど、どれを選べばいいのかわからない・・・。
という方のために、最後にオススメの「炭酸シャンプー」を紹介しておきます。
分かりやすくするために、女性用・男性用と別けましたが…。
実際のところ、シャンプーに性別は関係ありません。性別によってシャンプーが変わるって変ですよね・・・。
以上、炭酸シャンプーの効果を徹底解説!実はヘッドスパより優れているでした。
組み合わせればさらに効果的!
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